ステロイドの苦い経験からの学び

 最近は、薬に対する世の中の反応が変わってきている。
ここでは、薬=良いものという価値観をひっくり返された経験から
私の考え方を書いておく。

 
私は一度、皮膚病の塗り薬のステロイド「アンテベート」の副作用で
ストレス耐性が極端に減り、精神薄弱、うつ状態になり、
社会復帰できないかも、と思う状態になった経験がある。
 
その時、知ったのが、テレビのリモコンを操作したくても
リモコンのボタンを探して、押すまでの集中力が続かなくて
たかだか塗り薬でも、薬一つ間違えれば、
ここまで自分を壊してしまうということを知った。
 

最近は、もっと難しい仕組みの薬の選択をせまられる環境にある。
私は薬学には詳しくないが、
ソフトウェア技術者なのでプログラミングには自信がある。
その私が経験上で言えることを言っておくと、
私は、20年以上プログラム設計をして、たくさんの製品に関わったが、
 
「バグのなかったプログラムは1つもない」
 
 
これからの薬は、脳の仕組み(プログラム)を
書き換えるような薬が沢山出てくるだろうと思う。
遺伝子解析が完了したら、試したくなるのは当然だ。
 
それを理解しているからこそ、直近私は、薬を選択せずに、
人間という制約の中で生きることを選んだ。
 その中で、自分の可能性を探しながら、
「楽器の在り方」を考えていこうと思う。
 
私はそういう楽しみ方をこれからも求めていきたい。
 
 

 
#ヴァイオリン
#バイオリン
#ヴィオラ
#ビオラ
#ステロイド
#プログラム
#バグ
 


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?