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他人の問題解決をすることについて 【自己紹介】

はじめに

 こんにちは。大手電機メーカーでエンジニアをやっているゆうさんと申します。主に問題解決のための思考法やマインドセットを発信しています。

 この記事では、私の自己紹介を行いつつ、何故問題解決の発信を行うのかを書きます。
(忙しい方や流し読みしたい方は太字のところだけ追ってみてください)

他人の問題解決について発信するようになったきっかけ

 私は幼いころから人見知りで、コミュニケーションが苦手でした。孤立して、ガキ大将のグループのメンバーに囲まれて休み時間の度にボールを投げつけられ、学校に行くのが苦痛でした。ただ勉強が得意だったので、勉強で他の人が分からないことを教えているうちに、少しずつ他人とコミュニケーションが取れるようになりました。ある程度話せる人が出来るといじめられにくくなり、少しずつクラスにも溶け込めるようになりました。

 当時は意識していなかったですが、他人の問題解決をすることで、自分の問題が勝手に解決した初めての経験でした。

 それから、何となく他人の問題を解決するのが好きになり、今に至るまで様々な問題解決をしてきました。子供のころは、成績優秀者対象の給付奨学金をずっと頂いていたので、自然と他人の勉強関連について問題解決していました。塾講師のアルバイトもやっていました。趣味の将棋では、2年くらいで大人に勝てるようになり、大人に混じって他の人に将棋を教えていました。部活では卓球部の部長としてトレーニング法を考え、強くなるための指導をしていました。社会人になってからは仕事について周りから聞かれることが多く、それに答え続けているうちに、チームでは最年少ですが、リーダーを任されるようになりました。

 三つ子の魂百までというように、私自身はセルフアセスメントツールだとコミュニケーション能力や社交性は低く出ています。大人数のイベントや飲み会だと端っこの方で縮こまっています。いまだに人見知りだし、他人との距離を自分から縮めるのは苦手です。ただ、他人の問題解決を続けているうちに、どんな環境でも他人の繋がりのハブの位置に存在することができるようになり、コミュニケーションが苦にならなくなりました。会社のリーダー業務も滞りなくできています。

 会社で働くようになってから、特にエンジニアなど技術職の方は私と同じように、知識を吸収したり、問題解決をしたりするのは好きだけど、人と話すのは苦手という方が多いと感じるようになりました。そんな人たちに他人の問題解決を通じて、コミュニケーションを促進し、人との繋がりを作っていくきっかけになる方法を発信したいと考えるようになりました。

 実際に10年以上、仕事でいろいろなエンジニアと話していますが、問題解決能力が高いのに、人と話すのに慣れておらず、人とすれ違ってしまったり、ちょっとした言い回しや段取りの甘さで誤解を与えたりするなど、もったいないなと感じることがよくあります。

 気づいていない人も多いですが、問題解決能力が高い方は、コミュニケーション能力も潜在的には高いです。何故なら問題解決能力とコミュニケーションの能力は共通している部分が多いからです。どちらも積み重ねが重要で、必要以上に苦手意識を持たずに、練習して慣れていけば上手くなっていきます。

 問題解決もコミュニケーションも苦手だと自覚のある方に向けて、問題解決能力を上げる方法を発信するのはもちろん、問題解決は得意だけど、コミュニケーションは苦手という自覚のある方に向けて、問題解決能力の応用範囲を広げることにより、コミュニケーション能力を改善し、主体的に人との繋がりを作れる方法を発信するのが目標です。

他人の問題解決と貢献感

 アドラー心理学において「貢献感」が幸せを感じる上で重要だと述べています。他者貢献は、自己犠牲ではなく他者に対して何らかの働きかけをして貢献することです。他人と一緒に問題解決をすることは、貢献感を感じる手軽な方法です。まずやろうとすることが重要で、必ずしも問題解決できなくても問題ありません。他人と一緒に問題解決を頑張ったという経験そのものが貢献感を与え、あなたの人生を豊かにしてくれます。何回も繰り返せば、問題解決能力が上がり結果もついてくるようになります。

 ただ、他人の問題を全て自分の問題として抱え込まないようにしましょう。他人の問題に関わる以上は自分事として捉え、真剣に主体的に取り組む必要がありますが、あくまで他人の問題は他人の問題としてお手伝いするだけに留める必要があります。他人の問題を抱え込むのは、親友、恋人、家族など自分とって大事な限られた人だけにしましょう。そうしないと都合のいいように利用されるだけの人間になり、自分自身がキャパオーバーになる可能性があります。相手が信頼関係を結べずに、自分を利用するだけの人間だと感じたら、距離を置くことも必要です。大切なのは、問題解決を通じて他人との信頼関係を構築することです。

おわりに

 一昔前は能力が高いエンジニアなどの技術職の方が、職人芸で性能を上げたり、小型化をしたりするだけでイノベーションを起こせました。しかし近年は、様々な分野を持つ人が共創しないとイノベーションを起こせなくなってきています。そのため、エンジニアなどの技術者は他分野の人間と積極的に繋がる必要が出てきています。他業種を経験して転向したエンジニアとかはともかく、長年エンジニア一筋でやってきて、職人技を持つような凄腕のエンジニアは表に出ることが少ないです。私の発信がエンジニアとそれ以外の人たちを繋げるための一助になればと考えています。

 ちなみに具体的な問題解決方法のノウハウや思考法、コミュニケーション方法などは別の無料記事にまとめる予定です。

 また、純粋な自己紹介はこちらです。
  自己紹介と自分の資質|ゆうさん@engineer's_views_of_life|note

 ここまで読んでいただきありがとうございました!

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