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#33 レターへのお返事&言葉とその国を愛すること・人生を語るフランス語
stand.fmで紹介した言葉と収録内容の概要です。
音声はこちらからどうぞ。
https://stand.fm/channels/5fafb858c646546590cea001
Youtubeでもお聞きいただけます。
https://www.youtube.com/watch?v=31N9a_x9FKU
(写真は、パリで偶然遭遇したフランス国鉄の労働組合の
デモ隊です。とても和やかで陽気な雰囲気でした。)
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今日は、stand fmに頂いたレターにお返事をしたいと思います。
「#31嵐の後に」の配信に頂いたレターです。
https://note.com/vie_france_yoga/n/nff8effdfb93f
この配信でご紹介したフランス語の言葉が、偶然、村上春樹さんの小説「海辺のカフカ」の一節であったこと、通常フランス語を私が訳して伝えていますが、今回は、原文が日本語で、フランス語はその翻訳訳だったことをご紹介しました。
それについていただいたレターです。
「今回も素敵なフランス語をご紹介いただきありがとうございます。
どんな方が翻訳されのかなと気になり調べてみましたら、Corinne Atlanさんという素敵なフランス人の女性でした。
日本語に惹かれた方が翻訳した言葉が、フランスやフランス語に魅力を感じている人々に届いたことに、とても素敵なことだなと感動しました。
また、きっと村上春樹さんも、小説の言葉がこんな形でわたしたちのもとへ届くとは想像していないのではないかな、とも思いました。
言葉ってすごいですね。
海辺のカフカは読んだことがなかったので、日本語でもフランス語でも読んでみたいなと思います。」
レターをくださった方へ、ありがとうございます!
とても嬉しく読ませていただきました。
おっしゃる通りですね。
フランスと日本、それぞれの言葉とその国を愛する人々が交差した、素敵な偶然でした。
翻訳された方も探してくださりありがとうございます。
Corinneさんのプロフィールを早速拝見したら、多くの村上春樹の作品を翻訳されていて、それ以外にも、村上龍さんや辻仁成さんの作品も訳されています。
また、ご自身も執筆されていて、日本に滞在してフランス語を教えていた時期もあったそうです。
Corinneさんのインタビュー動画も見つけました。
日本、日本語との出会い、翻訳の仕事するようになった経緯、翻訳と執筆の共通点などが語られていて、日本語の字幕もついています。
"C’est une façon de retrouver le plaisir d'être au Japon."
翻訳について語っている中の言葉です。
「翻訳は、日本にいる喜びを見出せるのです。」
翻訳と自身の執筆をすることについての共通点についてのお話は、私自身、フランス語を聞いたり、話したり、通訳したり、翻訳したりする時に心がけていることと重なる部分があり、とても興味深いものでした。
プロフィール等ご覧いただける、Corinneさん自身のHPと、コリンヌさんのインタビュー動画が載っている京都のvilla九条山のHPのリンクは以下になります。
http://www.corinne-atlan.fr/ja/bio-jp/
villa 九条山の存在は、コリンヌさんの動画がきっかけで初めて知りました。
フランス人クリエーターが、その活動のために滞在できるレジデンスです。
フランスの公認文化施設のひとつで、コリンヌさん自身も、小説の執筆のために、6か月間滞在したそうです。
頂いたレターのおかげで、また新たな情報を得られることができました。
Je vous remercie infiniment ! ありがとうございます!
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