いいものをつくる、とは何か?
という書き出しで始まる、雑誌「広告」のリニューアル号。
価格がなんと1円(税込)ということで話題になっています。
フリーペーパー並みのボリュームかと思いきや、なんと680ページもあります。
今回は「ものの価値」をテーマにしたことから、1円という価格設定にし、その価値を考えさせる試みとなっています。
実はまだ数ページしか読んでいないのですが、表紙をめくってまず飛び込んでくる、新編集長の言葉を紹介したいです。
いいものをつくる、とは何か?
という問いから始まり、2つの印象的な出来事を思い出して、
ものづくりは、「つくって、届けて、使われて、そしてフィードバックをもらって、またつくる」この”ループ”こそがものづくりなんだと気付かされたのです。
「ループ」=「会話」や「アクション」と言い換えたらよりイメージしやすい。
『会話やアクションが生まれるための「ものづくり」とはなにか?’
この問いこそが、この雑誌そのものだと思います。
普通に1000円で売られていたら、大きな話題にはならなかった。いつも買ってくれる層にしか届かない。逆に無料にしてしまったら、ありがたみが無いというか、期待値が上がらない。
広告が入っている訳では無いのでおそらく雑誌としては「赤字」だと思いますが、それ以上に読者のアクションや、価値変容につながる、なにかデータを得られたり、ブランディングにつながればOKなのかもしれない。
無料と1円の違いって面白いですよね。数字としての差と、価値としての差に、ものすごいギャップがあるというか。
ということで、残り読み進めてみます。
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