フォカッチェリアでお昼を食べる
昨日の神楽坂の続きです。
神楽坂近くのフォカッチャ屋さん、アルタムーラに行ってみました。
大きな通り沿いにある黄色くて可愛いお店。
店内は暗くて外からよく見えないのですが、OPENの札がかかっていたので入ってみると、入り口すぐのところにガラスケースがあってパンが並んでいて、奥は小さなテーブル席2つにカウンター。
1時に着いたものの、ほとんどパンは無くなっていて、プレーンのフォカッチャにハムとチーズをサンドできるということだったので、それをお願いして、小さなテーブル席に座りました。
先客は一人客が2人でしたが、どちらも常連さんみたい。
途中から入って来た人もよく来る人のようでした。
店内はなんとなくこちゃこちゃっとしてるんだけど、イタリアのローカルな場所にある食堂みたいな雰囲気。
かかっている音楽はイタリアンではなく、英語の曲。
薄暗いんだけど、表の明るい通りが出入り口の窓から見えて、なんだか洞窟の中から外を見ているように落ち着きます。
カプチーノはラテアートなんてしてなくて(私はイタリアでラテアートを見た覚えがない。昔だからかな?)、それもまた逆に良くて、フォカッチャサンドが乗っているお皿も、イタリアでよく見るなんの飾り気もない白い楕円形のお皿でした。
頭上をふと見ると、小さなランプの傘はイタリアの陶器のお皿みたいで、可愛い。怪しくならないように、チラチラ上を見ながらノートにスケッチしました。
イタリアのプーリア州にアルタムーラという、良質な小麦が取れる「パンの町」があるそうです。
そこからお店の名前をとったらしい。
常時いろんなパンが揃っている普通のパン屋さんを想像していくと、ちょっと違います。
大好きなロゼッタというパンがありそうなので行ってみたのですが、常時は焼いていないとのこと。前日に電話すれば焼いておいてもらえるとのことでした。もっと近ければね…。
思わぬ居心地の良さに、すっかりリラックスしてしまいました。
常連さんの多い小さい店って、なんとなく居心地悪くてさっさと出たくなってしまいそうだけど、ここはなんだか波長が合ってしまったみたいです。
近くに行くことがあったら、また寄ってみたいと思います。
なかなか機会はないけれど。
書くこと、描くこと、撮ることで表現し続けたいと思います。サポートいただけましたなら、自分を豊かにしてさらに循環させていけるよう、大切に使わせていただきます。