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ウィーン美術史美術館 ~世界一美しいカフェとシュトゥルーデルの思い出~

Amazonプライムで「ブリティッシュ・ベイクオフ」を毎日少しづつ見続けています。
やっとシーズン3の終わりまできました。無料期間でシーズン7まで見るのは無理だわ。
たぶん飽きもせず7まで見続けたいと思うので、お金払っても見ます。というか、以前2度も岩波ホールまで出かけていったのに入れなかった映画がプライムで見られると知り、それも見ないと!

「ベイクオフ」の中で、シュトゥルーデルが課題に出てきました。
うすーくうすーく、それこそ下に敷いた新聞が読めるほど薄く伸ばした生地に具を入れて、くるくる巻いて焼くものです。
有名なのがアプフェルリンゴのシュトゥルーデルだと思いますが、料理系のしょっぱいやつもあるんですね。番組の中で知りました。
クレープ包みに近い感じでしょうか。


オーストリアに初めて行ったとき、必ず行こうと思っていたのがウィーン美術史美術館です。
まだ学生の頃だったか? 上野の西洋美術館で「ウィーン美術史美術館展」があって、めずらしく母親と見に出かけたのを覚えています。
若い頃は印象派のような明るいものが好きでしたが、その時の展示は重厚で、けっこう暗めの絵が多かった印象でした。
でもなぜかとても気に入った記憶があり、それをまた数十年後に現地で見るのは、感慨深いものがありました。

もうひとつの目的はカフェです。
世界で一番美しいといわれるカフェが美術館にあるのです。
ここでぜひお茶したい、と思ったのでした。

データがすぐに探せないので、自分のInstagramから引っ張ってきてます。
2枚目は天井の写真です。
雰囲気は本当に素晴らしかったです。私が行った当時は、老舗カフェのゲルストナーが監修していたとどこかで読んだのですが、今は違うようなので、内容は変わっているかもしれません。

ここで頼んだのが、アプフェル・シュトゥルーデルです。
オーストリアに行ったら絶対どこかで食べたいと思っていました。

当時はスイーツよりお茶を撮りたかったらしい。
ケーキを前面に撮ってる写真がほとんどない・・・。

で、私はなぜか勝手に、温かいものが出てくるのだと想像していたのですね。それが、冷たかったのでなんだかちょっとがっかりしたのでした。

東京で食べられるところを調べてみると、温めてくれるところもあるそうなので、まあ冷たくても普通だったのかもしれません。
今度どこかで食べてみたいな、と思いました。

ついでといってはなんですが、この美術館で購入したポストカードを。
見出し写真のクリムト2枚は、美術館内の豪華な階段ホールの上部の両側にあります。知らないと気付かない、上を見ているのがちょっと辛かった記憶が。

エリザベートは、学生時代西洋史を勉強している頃から好きでした。
チョコレート屋さんで、彼女の顔が描かれたチョコレートも買いました。もうひとり女性の顔が描かれたものがあって、お店の人に「ぜんぶエリザベートでいいの?」と聞かれて「ヤー!」と言いました。だって、そのおばさん誰?って感じでした。誰だったんだろう、、マリア・テレジアとは違ったような気がするけど・・。

右のフェルメールの「絵画芸術」は、えっ、これ!?という小さい印象でした。

上は、ルーカス・ファン・ファルケンボルヒ(あってる?)、下はブリューゲルです。
行ったのは12月だったので、雪景色が気に入ったらしい。

あれ、これだけ?
もっと有名な絵がわんさかあったはずですが、絵葉書買ってないですね。
とにかくこの時、重たいカメラリュックをしょっていて、見て回るのがすごくしんどかったのですね。
ロッカー無かったのかなあ??と思うのですが、あまりそういうことに気が回っていなかったかもしれません。
なにせ初めての国で、一人旅でしたから。


先日、BSで北川景子がルーブルにいく番組の再放送をしていて、またヨーロッパの美術館に行きたいなあと思いながら見ていました。
きっと美術館のカフェもいろいろ変わっているのでしょうね。

書くこと、描くこと、撮ることで表現し続けたいと思います。サポートいただけましたなら、自分を豊かにしてさらに循環させていけるよう、大切に使わせていただきます。