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こんにちは。LiDメンバーの服部です。
 ※LiDの詳細については初回の投稿をご覧ください。

LiDに参加して約1か月が経ちますが、出会ったメンバーや講師の方々などから日々様々なことを学び、刺激を受けています。

私は現在大学2年生で、大学ではインドネシア語ともに国際協力・開発についても学んでいるところです。将来は国際協力に携わりたいと考えており、特に農村開発や貧困解決に興味がありますが、将来のビジョンはまだ漠然としています。自分が本当にやりたいことは何なのか、どういう形で国際協力に携わっていきたいのか、それを考えるうえでの経験の一環として、LiDに参加しました。

様々な講義に参加したりメンバーと話したりする中で一番大きく実感していることが、今まで私は自分が実際に考えていることやその考えに至る背景など、自分自身について知ることができていなかった、正確には知ろうとしてこなかったんだなということです。
国際協力に興味を持ったきっかけ、何かを決断する際に重視するポイント、自分の思考の傾向、性質・性格など、表面的には分かっていると思っていることも、掘り下げていくと「自分はこんなことを考えていたんだ、こういう部分があるんだ」と驚くことも多かったです。また、頭の中で考えるだけでなく言語化することで自分の考えが整理され、明確になっていく実感がありました。
特に自分の思考の傾向については、途上国の人々の理解に関する講義を受ける中で大きな気づきを得ました。私は自分の論理や自分にとっての当たり前を前提に考える癖があるということ、問題を深掘ることをしないため本質的な部分が見えていないということなど、自分がいかに偏った考え方をし、思考停止しがちだったのかを知りました。

今まで自分自身について分かっていると思い込んでいたため改めて知ろうともしてきませんでしたが、自分を知ることが自分の思考の幅を広げたり、自分の行動をサポートしたりする重要な要素であると学びました。LiDに参加しなかったらこのような学びは得ることができなかったのではないかと思います。
もちろん現段階で自分のすべてを理解できているわけではありません。今後も何か印象に残ることがあったときや心を動かす出来事があった時など、なぜそれが印象に残ったのか、心が動いたのかなどを深堀りしていくことで、自分について新たな発見をし、より深く知っていきたいと思います。

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