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VERSUSメンバー紹介① 山口哲一

1.これまでの経歴

前の東京五輪と言われるようになった1964年東京生まれ。国際基督教大学(ICU)高校の3期生。

高校時代は、吉祥寺のジャズ喫茶に入り浸りながら、歌モノのバンド活動を本気でやっていましたが、才能ある友人たちを見て「自分はスタッフ側になろう」と10代の時に思いました。


早稲田大学第二文学部には、ほとんど行かずに除籍。音楽業界にフェードイン的に入っていって、自分でバグコーポレーションという音楽事務所を始めて、現在に至っています。

マネージメントでは

・SION

・村上ポンタ秀一

・佐山雅弘

・村田陽一

などの個性の強い人達と交わって経験値を上げました。そこから自分がプロデューサーとして新しいスタイルを作りたいなと思い

・東京エスムジカ

・ピストルバルブ

・Sweet Vacation

などをデビューさせました。




1990年代後半頃から、昔はキラキラしていたはずの自分が育った音楽業界が、「イケてない」ところになっていって悔しく思っていました。


理由は明確で、当時は音楽ビジネスの中心だったレコード会社の経営層がデジタル化に対して後ろ向きで、ブレーキを踏むからです。

そこさえ変えれば日本の音楽業界は有望だと思い、理事を務めていた日本音楽制作者連盟(※)を通じて、変えていこうと頑張りました。

※音楽事務所が集まっている業界団体

が、良くも悪くもムラ的な音楽業界を内側から変えるのは難しいと思って、セミナーや人材育成や新規事業アドバイザーなど、業界の外から変えていく取り組みを始めました。

その一環として2011年には初の書籍を出し、現在は共著など含めて10冊の書籍を出版している他、セミナーも2つ立ち上げています。

1つは、ブロ作曲家育成の 山口ゼミ で、修了生がコミュニティ的にCo-Writing Farmという約130人のクリエイター集団になっていて、日本におけるコーライティングの本家的な存在になってます。

もう1つは音楽ビジネスの未来を知るために始めた ニューミドルマン養成講座 で、これも5年間やってコミュニティになりました(今回のVERSUSのスタッフ2人もニューミドルマンで出逢っています)

このコミュニティ形成のノウハウは、VERSUSでも活かしたいと思ってます。

また、上記の活動はすべてエンターテックエバンジェリストとも名乗っての啓蒙活動なのですが、その集大成が、このVERSUSというスタートアップ・スタジオになっています。

2.スタートアップとのかかわり


日本の音楽を活性化するのはITサービスだと思い、起業家たちとも関わり、積極的に応援してきました。

2013年に出版した『世界を変える80年代生まれの起業家』では、日本人10人を紹介しましたが

・nana

・Audio Stock

・creww

・CHEERZ

など、影響力を持つサービスになっています。僕の「目利き力」を証明できている気もするし、これから一緒に仕事ができそうで嬉しいです。


nana文原くん、クレオフーガ西尾くん、tunecore野田くん、そしてスタートアップスタジオの存在を僕に教えてくれたBeatlobo浅枝君と4人が既にVERSUSのメンターになってくれています。



3.VERSUSでやりたいこと


いまや、音楽とかアニメとか動画とか、領域を決めることが無意味になってきています。


VERSUSのテーマ領域も、インバウンドといった瞬間に、多くの分野が入ります。ビューティテックやファッションテック。そして食の分野もスコープに入ります。

ユーザーの層の厚さも含めてクリエイティビティが高く、多様性があること、そして西洋の価値観と東洋の感覚を長年融合させてきた歴史を持っていて、かつアジア市場の成長性が高いこと、これらがの日本人の持つ優位性だと僕は考えています。


発想はグローバルかつ、今とこれからにアップデートしたものにし、日本からグローバルで成功するスタートアップを生み出していきたいです。

また、その上で既存のプレイヤーとの連携は、「オトナ」がお手伝いするところだと思っています。

若い人には従来にない発想で自由にノビノビやってほしい、そして既存のエンタメ業界や権利者団体などと、必要に応じて良好な関係をつくるところで僕はお役に立ちたいと考えています。

エンターテイメントの解釈も緩く考えていて、起業家自身が「エンタメ的」と思っているならそれで良いのです。




エンターテックに関する知見とネットワークが日本で、そしてアジアで一番集まっている「場」にVERSUSがなれるよう、そして素晴らしいサービスが生まれるように頑張ります。


一緒にやりましょう!

■趣味

音楽はもちろん、エンタメ関連はすべて仕事に紐付いてしまうので、「自分は無趣味」と思っていましたが、最近、メディアアートのクリエイティブディレクターを趣味のスタンスでやることにしました。(「所作〜a rebirth of human body」という初めてCDをやった作品で作品でアジアデジタルアートアワードFUKUOKAのインタラクティブ部門で優秀賞を受賞して気を良くしたというのもあります^^)あとは、スポーツ観戦は何でも好き。サッカー、野球、相撲、なかなか生では観に行く時間無いですが。

■SNS

Twitter : @yamabug 
詳細プロフィール : http://yamabug.blogspot.com/2010/05/profile.html 
エンターテックエバンジェリストとしての活動(YouTube):https://www.youtube.com/playlist?list=PLDfnZlVl95wcPsO6bjqMbMBMTghqXzL39
書籍:https://www.amazon.co.jp/l/B0050GYFFK

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