のざきろく

そこらへんに生きている人です。 思ったことをぽつぽつ書きます。

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マガジン

  • 精神の不調と付き合う

    ある日とつぜん、解離のような現象と向き合うことになった筆者が、どういう風にそれと折り合いをつけ暮らしているかを現在進行形で綴っていきます。

最近の記事

親ありきな社会は、親がいる子どもも、いない子どももどっちもしんどい。

    • ハウスマネー効果によって浪費するというのが社会的養護の自立あるあるですが、自立してからも学費の管理だけは里親さんにお願いしていたのでそこは免れた。 補足:もちろん、里親さんなら皆お金を管理してくれるわけではない。それがお願いできるような関係性を築けていただけ。

      • 曰く「幸せだと思ったけどなんか違う」らしい

        それなりの年収があって、結婚して子どももいる知り合いが、「これが幸せだと思ってこれまでやってきたのに、いざ手に入れてみると思い描いていたのとなんかちがう」と話していて、なかなか考えさせられた。 世間的な幸せを解として、それを追求して生きるのもありではあるが、そうやって生きることが常に自分にとっての正解ではないこともあるだろう。 そうわかったときに、なおそれまでの幸せに固執するか、開き直って自分なりの解を見つけられるか、あるいはそのための能力が身につけているか、がそれ以降の人

        • 小学1年生で保護されるということ

          先日、ひょんなことで小1の男の子、女の子にそれぞれ別のところで会ったんですが、「小1ってこんなにあどけなくて幼いっけ?あれ?」とびっくりしました。 保護されたのが小1で、当時からわりと自信家だったのでもっとしっかりしていただろうという勝手な思い込みがあったけど全然そんなことなかった。 今でこそ言語化能力がそこそこある(と思ってる)けど、小さいときからそうだったかと言うとそうでもなくて、、 自分の意思を持っていて、嫌なものは嫌!とはっきり言う子どもではあったものの、自分

        親ありきな社会は、親がいる子どもも、いない子どももどっちもしんどい。

        • ハウスマネー効果によって浪費するというのが社会的養護の自立あるあるですが、自立してからも学費の管理だけは里親さんにお願いしていたのでそこは免れた。 補足:もちろん、里親さんなら皆お金を管理してくれるわけではない。それがお願いできるような関係性を築けていただけ。

        • 曰く「幸せだと思ったけどなんか違う」らしい

        • 小学1年生で保護されるということ

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        • 精神の不調と付き合う
          2本

        記事

          別に身を削ってるつもりはないが、 経験から発信できることはあるとは思っている。 というか結構「知らなかったがゆえに余計な苦労をした」こと、 逆に「知っていたから助かったこと」が多くて、 リアルな情報の重要性を感じている。

          別に身を削ってるつもりはないが、 経験から発信できることはあるとは思っている。 というか結構「知らなかったがゆえに余計な苦労をした」こと、 逆に「知っていたから助かったこと」が多くて、 リアルな情報の重要性を感じている。

          男女平等が実現されても自分に直接利益が回ってくることはおそらくない。 けど、男女平等が実現されることによって、この社会で「体の性が女性という事実だけで被っている不利益」が減るならこちらとしてはとてもありがたい。 だから男女平等な社会の実現を願っている。24/03/08

          男女平等が実現されても自分に直接利益が回ってくることはおそらくない。 けど、男女平等が実現されることによって、この社会で「体の性が女性という事実だけで被っている不利益」が減るならこちらとしてはとてもありがたい。 だから男女平等な社会の実現を願っている。24/03/08

          専門性って、素人が適当に判断してミスらないように、というのももちろんあるけど、素人に必要以上に頭を使って考えさせないためにあるのではと感じた とくにメンタル面をやっちゃうと考えるという作業だけで脳に要らない負荷がかかるから、余計に。2024/03/08

          専門性って、素人が適当に判断してミスらないように、というのももちろんあるけど、素人に必要以上に頭を使って考えさせないためにあるのではと感じた とくにメンタル面をやっちゃうと考えるという作業だけで脳に要らない負荷がかかるから、余計に。2024/03/08

          社会的養護の当事者性から抜け出すために色々努力したけど、結局当事者でしかいられないなら、 私はもうこれまでみたいな過度な努力はしないと決めました。 自分が壊れるので。 これまでの人生では、本当の意味で自分を大切にできてなかったのだと実感した。

          社会的養護の当事者性から抜け出すために色々努力したけど、結局当事者でしかいられないなら、 私はもうこれまでみたいな過度な努力はしないと決めました。 自分が壊れるので。 これまでの人生では、本当の意味で自分を大切にできてなかったのだと実感した。

          パセリの乗ったスープ

          ある人が「恋愛をするというのは何ものってないスープにパセリがのるようなもの」と言ってる動画を数ヶ月前にみた。 当時はどういう意味なんだろうと思ったけど、 この言葉、ノーマル側の人たちの感覚をすごく端的にあらわしているなと今なら思う。 この言葉を聞いて、親と適切な関係を築けなかった人の恋愛てたいていどこか歪で健全ではないよな〜と感じていた理由がわかった気がした。 現時点ではうまく言語化できないけど。 これは主に周りの人たちを見ていての考察?だけど。 親と適切な愛着を築け

          パセリの乗ったスープ

          「女性としてどう思いますか?」って訊かれると困るんよ。

          趣味で、とある英国バンドのファンコミュニティにちょっと足をつっこんでいるのですが、そこのファンコミュニティの構図が、まるごと日本の縮図だなって側から見てて思いますね。 この前もなんか、女性関連で犯罪まがいのことあったみたいだし。相対的にみて、女性がひどい目にあうことが多い気がする。 自分は、その件に関して、女性として怒ることはできない。ほんとに女の人の気持ちがわからないから。「怖かっただろうな」とか想像はできるけど。 ただ男でも女でもない立場としてしか見ることができないから

          「女性としてどう思いますか?」って訊かれると困るんよ。

          トラウマの治療が難しい場合の話。

          出身の県は95年の某地震で被災したこともあって、トラウマケアには力を入れていて、PTSDの治療という面では多分、全国的にみてもそこそこ優秀な場所なんじゃないかと思います。 こころのケアセンター的なのがあって、研究者も名のしれた人が多いです。 それで、自分も1回そこに繋いでもらったことはあります。 でも、記憶亡くしてる系の人間なので 「治療はできるけど、せっかく忘れてることを思い出すってのは傷口に塩を塗り込むのと同じだよ、それでもやる?」と言われた。 もちろん私の答えはNO

          トラウマの治療が難しい場合の話。

          小さい頃は、「日本は先進国」と思ってたからブラック系への差別も「肌の色で差別されてる(なんて気の毒だ)」とか思ってたけど、 大人になったら、国際社会においてはブラック系なんて全然多数派で、その人たちに差別されているのが我々アジア系という現実を知って🙃となったよね〜

          小さい頃は、「日本は先進国」と思ってたからブラック系への差別も「肌の色で差別されてる(なんて気の毒だ)」とか思ってたけど、 大人になったら、国際社会においてはブラック系なんて全然多数派で、その人たちに差別されているのが我々アジア系という現実を知って🙃となったよね〜

          里親家庭とセクマイの子ども

          これまで10人くらいのセクマイの人に会ってきたけど、たいてい機能不全家庭育ちか、実家に強いストレス抱えてるかのどちらかにあてはまる。 もちろんそうでない人もいるけど。 だから、家庭環境にストレスがあると「セクマイ化」する確率が上がるのかなと最近は考えつつある。 ここでまた里親家庭に結びつけるんですが。 つまりもし「家庭環境にストレスがあるとセクマイ化しやすい」ということが事実なら、里親家庭に委託される子どもには一定の割合でセクマイ、あるいはその前兆を抱えている子がいる

          里親家庭とセクマイの子ども

          セクシュアリティはまだいいとして性自認に悩みかかえると、冗談抜きで世の中すべての要素が生きづらさに直結する。中高の学校生活なんかまじできつい。 MtFとかFtMなら配慮してもらえるし、皆大事に捉えるけど、一番厄介なのは中性とか無性の性自認をしている場合。配慮なんてない。

          セクシュアリティはまだいいとして性自認に悩みかかえると、冗談抜きで世の中すべての要素が生きづらさに直結する。中高の学校生活なんかまじできつい。 MtFとかFtMなら配慮してもらえるし、皆大事に捉えるけど、一番厄介なのは中性とか無性の性自認をしている場合。配慮なんてない。

          記者の人もさ、結婚したら1回インタビューされてみたらいいじゃんね。 それでめちゃくちゃ細かいプライベートなことまで根掘り葉掘り訊かれて、それが全部書かれた記事出されてみたらどうかね そしてら自分たちが普段やってることのえぐさを肌で感じられるだろうからすごくいいんじゃないかな😊

          記者の人もさ、結婚したら1回インタビューされてみたらいいじゃんね。 それでめちゃくちゃ細かいプライベートなことまで根掘り葉掘り訊かれて、それが全部書かれた記事出されてみたらどうかね そしてら自分たちが普段やってることのえぐさを肌で感じられるだろうからすごくいいんじゃないかな😊

          中学校で女子がとらうまになった

          いわゆる「人から傷つけられる経験」を多分人様より多くしてきたと自負してるんですが(そんな自負いらねぇ)、色々考えた結果、「どうしようもない奴ら」によってそうなったことが結構あったなと思います。 例えば、精神的に脆い親とか、社会に下駄を履かされてると気づかずに振る舞う男の人とか で、それは、彼らもある種被害者だし、悪気があって、悪意を持って傷つけてきたわけではないのは明白だからまだいいんです。 いや良くないけど、彼らだけに非があるとは言い切れないから、まだ理解します。 でも

          中学校で女子がとらうまになった