「女性としてどう思いますか？」って訊かれると困るんよ。

趣味で、とある英国バンドのファンコミュニティにちょっと足をつっこんでいるのですが、そこのファンコミュニティの構図が、まるごと日本の縮図だなって側から見てて思いますね。 この前もなんか、女性関連で犯罪まがいのことあったみたいだし。相対的にみて、女性がひどい目にあうことが多い気がする。

自分は、その件に関して、女性として怒ることはできない。ほんとに女の人の気持ちがわからないから。「怖かっただろうな」とか想像はできるけど。 ただ男でも女でもない立場としてしか見ることができないから、あんまりコメントもできない。

だから、「この社会的問題について女性としてどう思いますか？」と質問されても「ごめん、わからん」という言葉しか出てこない。 女性の社会的立場のことを踏まえて考察、ならできるけど。
自分からしたら、男の世界も女の世界も全く別世界。

だから、最近の男女平等という表現や風潮には すごく違和感を覚えている。 だって、男女平等が実現されたとて、どちらにしろ自分の居場所はない。アウトサイダー。 だから、すべての人間が尊重される世界というか社会の実現を祈ってるけど、ま、当分は無理だろうね。

心は男よりと言ったけど、キリスト教のコミュニティで育ったこともあって「女性にならなきゃ」で生きてきた時間が長いから、行動や言葉遣いは女性です。

あと歳上の男性3人と一緒にバンド活動をしているのですが、その経験で、「やっぱり男社会に入るのは無理があるな」と確信しましたね。
「男のノリ」はわかるけど、感情がついてかない。笑

ちなみに一緒にバンドをやっているメンバーは、

・セクハラするタイプの人間じゃない。そもそもね。
・SNSでは語気強いけど、リアルでは優しい。
・既得権益層にしては中立的な視点で物事みてる。 （多分素）
・性別違和抱えた人間への対処がうまい。

と、ほぼほぼトランスな自分からしたらとてもありがたいです。
何が一番すごいって、全部素でやってることです。
これまであからさまに態度を変えられることが多かったから、、
マイノリティに対しての偏見が本当にない人たちなのかも。レアキャラ。
だから、一緒にやっていてしんどさはとくにない。

（終わり）