小学1年生で保護されるということ

先日、ひょんなことで小1の男の子、女の子にそれぞれ別のところで会ったんですが、「小1ってこんなにあどけなくて幼いっけ?あれ?」とびっくりしました。

保護されたのが小1で、当時からわりと自信家だったのでもっとしっかりしていただろうという勝手な思い込みがあったけど全然そんなことなかった。

今でこそ言語化能力がそこそこある(と思ってる)けど、小さいときからそうだったかと言うとそうでもなくて、、
自分の意思を持っていて、嫌なものは嫌!とはっきり言う子どもではあったものの、自分の意見をちゃんと言えるようになったのなんて小4か小5ぐらいな気がする。

「この人たち(里親さん)のお家行きたい?」ときかれたときもぶっちゃけ一時保護所が嫌だったからうんと頷いただけで、里親家庭に行きたいとは一言も言ってない、はず…

正直小1なんて自分がいる環境がノーマルかそうでないかすら、比較対象がない限り判断できない。 長期的な時間感覚もまだ定まってないから、漠然とした将来があるだけ。私は「将来何になりたいか」の将来すらわかっていなかった。「この家に行ったら安全かそうでないか」を勘ででしか考えられないような、そんな年齢だと思う。 今考えれば。

そして同時にこの年で生活環境や通称名、苗字が変わるって絶対しんどいやん...と思ったし、その先でいじめられでもしたらその心労は如何ばかりか...と考え込んでしまいましたね。
しかも、まだ言語化能力も乏しいから、しんどかったとしても言えない年齢だと思いますし、、
子どものための保護ではあるし、それが必要なのは理解するが、
そのあたりのケアは今はさすがにされてる、よね、、?

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