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今履いている靴下

昨今、足の短い僕にとって救済措置のようなファッションが大衆化した。
それは七分丈や九分丈などの昔風に言うと、「つんつるてん」な丈。

くるるぶしよりも上にズボンの裾の長さが設定されているズボンやその長さでロールアップ(まくり上げ)して履くスタイルが街中に溢れている。
いまや季節を問わずに老若男女がこの丈のズボンを履いている(老はオーバーだろうか?あと女性にはサブリナパンツというトラッドなパンツもあるがそこは目をつぶって頂こう)。

そして、このパンツとともに現れたのが、アンクルソックスだ。
そう、洋服としてのスタイルで元来裾口から見えることがなかったこの部分の素肌は、この靴下の登場によりスニーカーから顔を見せることなく、くるぶしの上にある裾口との差が視る側の視点を上にあげる足長効果がウケにウケ、今やスーツスタイルにも反映されるなど確実に市民権を得た。


…と少々前置きが長くなったが、だからこそ?この「見えやすくなった(はずの)」靴下を何を選ぶかはさらに洋服選びの重要なポイントになっているに違いない。
そこで、今日は僕が最近履いている靴下を紹介しようと思う。


ちなみに半ズボンならまだしも、「つんつるてん」なズボンを履くときは下の靴下はお勧めしない。


アメリカのメーカー「ORGANIC THREADS/オーガニックスレッズ」。

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正直この名前で検索したら色々出てくるのでうんちくは割愛する。
とりあえず、このオーガニックってところを最大限に活かしているのが一番の良さだと僕は思う。

この記事を書くにおいて一応調べて強く感じたのは、靴下って糸に色を付ける時点で環境汚染を少なからず引き起こしているかもってこと。
そんなこと服を選ぶときに今まで考えたことないと思う。

正直に言おう。考えたことはない。


まぁ、最近はエシカルファッションとかSDGsって叫ばれる時代だから、もしかしたらそういう配慮をこれから心がけるうえでは手っ取り早く、気軽なアイテムかもしれない。


ご覧の通り、糸自体が染めてないからちょっと茶色い。(一応クリームカラーではある、そして白いタイプもあるようだ)

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適度に厚みがあり、柔らかい印象(←この言葉好んで使っている自分が居る気がする)

僕はアメカジよりな人なのでこの靴下が相性ばっちりで、家にある靴下の半分は今これだ。


なにより、洋服選びの重要なポイントと記したが、そもそも考えてみたら僕のクローゼットにある服はだいたい傾向が偏ってしまっているので、こういう普遍的なデザイン・色味の靴下が前回紹介したジーパンにも、今度書き綴ろうかと思っている好きなスニーカーにも相性が良いから登場回数は多くなって必然だ。。

いつからか洋服で冒険することは少なくなった。

何かにチャレンジしたり、違う環境に飛び込む事に躊躇する事が増えたが、そんな思想もこういったスタンダードな物選びにも反映されている気がする。

良く言えば落ち着いた、のかな。


まぁともかく普段の服装にも合っていて、雰囲気もあって、環境にも良いんだったら言うことはないだろう。

ということで、この2,3年僕のクローゼットの引き出しの一番上左側の大部分を不動のものとしているこの靴下は、オーガニックスレッズ。

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