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週末の夜は映画をお供に『マイ・インターン』

週末の夜は早めに家事を済ませてソファに腰掛ける。
サブスクの海からみたい映画かドラマを探り当てるこの時間が好きだ。
部屋の明かりを暗く,さながら映画館のようにしてみるのがお気に入り。
今回選んだのはこれ。

2015年公開の『マイ・インターン』。
推しのお気に入りの映画だったのでいつかはみたいと思っていたけれど,仕事のことでくよくよしていたので今日はこれだ,と決めた。

くよくよした気持ちをまるごと受け止めてくれて,その上でなんだかほっこりする展開だったので最後まで安心してみることができた。
普段はどちらかといえば余白の多い,考えさせられる系のジャンルが好みだけれど,この日の気分と調子にはぴたっと当てはまっていたのではないかと思う。

仕事と家庭の両立。
妻であること,母親であること,そして女性であること。
抱える問題自体は2023年の今になってもそう変わっていないことに,なんともいえない気持ちになった。

何かのために何かが犠牲になるという話は決して珍しくない。
だからと言って,何かを諦めないといけないということでもないと思うけれど,全てを望むのはわがままだと思われるのではないかと,周囲の反応を恐れる気持ちもある。

だからきっと,どんなに女性の社会進出が進んだとしても,この問題は一生抱えて行かないといけないのではないかと思う。どちらかだけ,と割り切ることができない私のような人は特に。

とはいえ,いくつになっても人生は充実させられると思うと,年齢を重ねることも悪くないなと思えたのは救いだった。
仲間がいて,打ち込める仕事があって,素敵なパートナーがいる。
そんな状況は望みすぎかもしれないし,できすぎている。

でも,行動し続けていればそんな未来にちょっとでも近づけるかも,と思たことが希望だった。
その希望に今夜の私はとても救われた。

仕事で落ち込んだ時や,生き方につまったときにはまた観たい。
その時々で大切なヒントをもらえそうな気がしている。


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