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『叱られることは嬉しい』

今日はA上長が異動後に上長となる、C上長(どんどん増えていくなぁ)とお話をしてきました。

C上長は我が社でもすごい古株で、本社の人間にも顔が広く、見た目は40代くらいに見えて若いけど、実は誰よりも年上のお爺ちゃんです。

このC上長、私が入社した当時は別の支社におられた方なのですが。
私が入社して1年ほど経ったある日のこと。
私宛てに、急に電話がかかってきたんですよ。

「( ゚д゚)は?電話?誰?なんで?」
と、当時、別の支社に知り合いなど全くいなかった私は、本当に誰からかかってきたかわからなくて、はてなマークを10個くらい頭に浮かべながら、仕方なく電話に出たんですけどね。

「リトさんですか?」
「( ゚д゚)はい、そうですが」
「評判、お聞きしております。急で申し訳ないのですが、ウチの支社に来る気はないですか?」

そう。このときのこの電話。
それをかけてきたのが、当時、別の支社にいたC上長だったんですね。

当時の上長から私の評判を聞いていたC上長。
「ぜひともウチで働いてほしい!!」と上長にかけあって、私と話をしたい、と電話をかけてきてくれたらしいです。

まあ、カケラほども異動する気がなかった私は、あっさりとお断りしてしまうのですが。(パニック障害のこともあったから、そう易々と異動出来る状態ではなかった)

「そうですか。残念ですが、いつか一緒に仕事を出来る日を楽しみにしております」
と、よく思い返せば、そのときのC上長は言ってくださっていたんですよね。

そこから数年経って、C上長がウチにやってきたときは「( ゚д゚)この人があの電話の……」と、嬉しいやら恥ずかしいやら、申し訳ないやらで複雑な気持ちになりました。

まさか年月を経て、そのC上長が、私の上長になるとは、運命というのはわからないものです。


まあ、そんなこんなでC上長と面談をしてきまして。

私は、時々C上長と組んで仕事をすることもあるので、むしろA上長より話してたし、普段の私の仕事のやり方も知っている人なので、面談と言っても、いまさら何言われんのかな、と思ったんですけど。

ちょっと引くくらいお叱りを受けました。

言われていちばん印象的だった言葉は、
「お客様に納得していただくことと、納得させることは違う」ですかね。

お客様はあくまで、自ら納得した上で、物を購入したいもの。
お客様自身の意思で納得することと、私たち営業が“納得させて“物を買ってもらうことは違う。

正直、痛いところ突かれました。
はき違えてる自覚はあったんですが、これが私のやり方だと思ってましたし、私の場合は、多少強引に納得させるにしても、理論的に、徹底的にやり込める手法を取るので、最終的には皆さん納得して購入はしてくれるんですが。

まあ、それが慢心だってコトもわかってたし、驕りだってコトもわかってたんですけど。

直球で叱られると結構凹みますよね。


でも、叱られたけどちょっと嬉しくて。

入社歴も増えてくれば叱られることってあんまりないし、叱られるって、結局、それだけ私の仕事をしっかり見ててくれてる、ってコトですから。

的を外れた意見なら嫌だけど、今回のは私もずっと自分で気づいていたことではあったので。
それがわかるくらい、ちゃんと観察してくれてるんだなこの人、って、信頼度がアップしました。

まあ、A上長よりはちょっと頼りないし、怖くもないし、他のみんなにも「大丈夫かなぁ」って普段は思われているような人だけど。
でも、“上長“としての片鱗を見た気がしたので、私はついていこうと思います。

けど、凹んだからケーキ食べてこよう……。

もしもサポートをいただけたら。 旦那(´・ω・`)のおかず🍖が1品増えるか、母(。・ω・。)のおやつ🍫がひとつ増えるか、嫁( ゚д゚)のプリン🍮が冷蔵庫に1個増えます。たぶん。