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僕のベンチマーク(名古屋市市政資料館)【写真】

以前も何かの記事でも書いた名古屋市市政資料館。


朝ドラ人気

現在放送中の朝ドラ「虎に翼」
やはり国民的番組朝ドラの影響は大きく、以前の倍以上の観光客が訪れているんじゃないかという印象。
自慢ではないけど、僕は以前から知っていたので、ドラマ内で登場した時にすぐに市政資料館だと分かった。(完全に自慢笑)
思いのほか頻繁に登場するので、地元の人間としては嬉しい限りです。
ここは週末に結婚式が行われていることもあり、そんな時に遭遇すると他人事ながら僕も幸福な気持ちになります。
朝ドラで広く認知されたから今後も増えるだろうな。
先日聞いた話では、ここで結婚式を行い披露宴を近くの、これまたレトロな名古屋陶磁器会館で行うというレトロ尽くしのカップルがいるらしい。

中央階段天井のステンドグラス

前撮り

結婚式が多いということとも無関係ではないんだけど、平日は結婚式の前撮り撮影のカップルが複数組いる場合がある。
趣味が写真の僕としては撮られる側よりも撮る側のカメラマンの現場でのオペレーションや声掛けなんかがむしろ気になる。
撮影の様子を見ながら何に気を配らなければならないのかを勉強しています。
たまに「へぇ~」と思わず声がでてしまうことがあります。
撮影対象のカップルとウェディングプランナー(?)、メイク、カメラマンがワンセットといった感じが基本で、さらに多い場合はAD的な雑用係などがいます。
年齢的にはメイク、カメラマンは撮影対象のカップルと同年代の若手の方がほとんどです。
レンズ交換に時間を取られないようにカメラは複数台体制です。
この辺はさすがというか当然のプロの仕事です。
三脚とかが立てられないので、カメラは手持ち撮影、照明も小規模なものとなります。
事前の環境チェックは必須だろうなと推測します。
室内外での撮影となりますので、ライティングのノウハウも必要。
いつも自然光撮影の僕には足りないスキルです。

毎度オーダーするミックスサンド

喫茶室

平日午後の喫茶室は落ち着きます。
たまに貸会議室でのイベント開催によっては予約が入っている場合があるけど、ほとんどの時間が閑散としています。(商売としてどうなんだとは思いますが・・・。)
何度も足を運んでいるけど未だに僕のオーダーを覚えないマスター。(クレームではないです笑)
ここでの注文はいつも上の写真のミックスサンドとホットコーヒー。
窓際の席に座り、窓からの風景を見ながらひとときリラックスした時間を過ごします。
桜の季節は眼下に満開の桜を見ることが出来ます。

中央階段上の回廊、西側からの光が差し込みます

陰影

窓が多くあるとはいえ、外からの光が直接入る場所は建物中央部分には少なく、天窓のステンドグラスや中庭に面した窓くらいです。
その為明るい所と暗い所がはっきりを分かれていて、陰影がくっきり出ます。
カメラやレンズの性能の差異を確認するには最適と僕は思うので、いつも新しい機材を手に入れると訪れます。
また、時間帯や季節によって光の入り具合が異なるので、一年を通じて撮影が楽しめます。
残念なのは、市営の施設ということもあり、夜間の館内撮影はできません。(17時閉館、月曜休み)
一度夜間撮影をしてみたいものです。
月夜とくに満月の夜の撮影とかは興味をそそられます。
月明りが注ぐ窓辺の風景は美しいだろうなと妄想します。

重厚な扉のノブ

THEレトロ

上の写真のように調度品や窓、扉といったものが当時の物のままなので、どこを切り取ってもフォトジェニックです。
部屋のプレートも右書きで、レトロ感満載です。
エレベーターとかの現代的な設備も整っているし、建物全体を歩いてもそれほど距離はないので高齢の方もよく見かけます。
建物向かって左手の扉から入ると、すぐにエレベータがあるので階段を使用せずに館内をめぐることが可能です。
建物自体も回遊するような構造なので、中央階段部分を経由して8の字で回ると効率よく見学できます。
見学自体は1時間もあれば十分ですが、資料を読みながらだともうちょっとかかります。

1階の通路、そのまま映画の撮影に使えそう

まとめ

今回は以前も書いた名古屋市市政資料館について書きました。
名古屋観光の際は、名古屋城のついでに立ち寄ってみると写真をやる人には特にいいと思います。
アクセスは地下鉄名城線の名古屋城駅の2番出口(北改札口)を出て東へ向かい橋を渡り、突き当りを右折して徒歩3分左手にあります。
ついでに名古屋名物を食べたい人は、きしめんなら山田屋さん、ひつまぶしなら鰻木屋さんがオススメです。
両店とも名古屋市市政資料館の西側にあります。


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