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僕のベンチマーク【写真】

名古屋市市政資料館

僕には新たにカメラやレンズを購入すると必ず撮影に行く場所がある。それが「名古屋市市政資料館」です。今回は新たに何かを購入した訳ではないけど、今日(2024年4月1日)から始まったNHKの朝の連続テレビ小説「虎と翼」の撮影が一部行われたとのことで久しぶりに行ってみた。ここは大正時代に建造されたかつての裁判所らしく、写真でも分かるようにいかにも厳かな雰囲気です。

中央階段の先にはステンドグラスと天窓

朝ドラ、映画、テレビドラマ、結婚式

リンクにもあるようにここは大正時代の裁判所の建物で塔には天秤のアイコンがあります。内装も厳かな雰囲気があり、時々映画や今回の朝ドラのようにテレビの撮影が行われます。この日は正面から入った所の中央階段にレッドカーペットが誂えてあり、今まさに結婚式か始まる直前に遭遇しました。土日行くとたまに遭遇します。平日も前撮り撮影だったりをしていることがあります。カメラサークルかなんかの集まりでグループで撮影していることもあります。

モノクロでも撮りたくなる建物です
下層階は窓に鉄格子が
煉瓦造りがレトロ感を一層引き立てる
留置所のある地階
風化具合が時代を感じさせます
正面階段脇の照明が雰囲気を出します
南向きの窓からの日差しがイイ感じ
「物置」、右から読みます


入口から1階に降りる階段

今回のカメラ

今回のカメラは散歩ついでなのでNikonのZ50にキットレンズのDX 16-50mm f/3.5-6.3 VR を装着してお気楽にスナップ撮影です。全て撮って出しです。素人目にも撮って出しでも雰囲気あります。これは腕ではなく建物のポテンシャルのなせる技です。

なぜここなのか?

写真を見てもらえば分かるように大きく明暗の差が至る所にあり、新しいカメラやレンズの写りを確かめるにはうってつけなんじゃないかと素人考えで、始めての一眼レフNikonD40Xの頃から来ています。それ以来なんだかんだとカメラ関係を購入した時は、いつも名古屋市市政資料館にお世話になっています。最初のD40Xは暗部の撮影がとても苦手で手ぶれ補正付きの標準レンズでも満足な写真は取れませんでした。今にして思えば、そもそもカメラの構えも悪かったんだと思うし、壁や柱に体を固定して撮るなんてこともしてなかったかも。

時間によって

4方向に窓がある建物なので、時間や季節、外の天候によっても室内のステンドグラスや天窓の雰囲気や差し込む光の角度や強さが異なるので何度行っても撮り飽きることがない僕のお気に入りです。

地階へのルートはどこも暗い
必ず食べるミックスサンド

疲れたら

ちょっと小腹が空いたら1階(厳密には2階)の喫茶室でミックスサンドとコーヒーのセットをいただきます。窓の下には桜の木があるのでタイミングが良ければ満開の桜が上から見れます。このミックスサンド、パンを焼くか焼かないか選べます。今日は焼いてもらいました(笑)
近所には「鰻木屋」(読んで字のごとくうなぎ屋)や「山田屋」(うどん屋)もあり、どちらも市政資料館同様レトロな味わいのお店です。
でも、僕が一番お気に入りは外のベンチに座りながら、東片端の交差点にある「偕楽亭」で買った揚げたてのコロッケと串カツをビール片手にいただくことです。これは平日限定のお楽しみです。

「偕楽亭」の串カツ、ヒレ、コロッケとビール

有名じゃない

一応名古屋の観光スポットではあるんだけど、いつも閑散としている印象。
混みあっているところは見たことがない。結婚式をやっている時も建物自体が大きいこともあり混雑ということにはならない。

カメラを試すなら

まだ一度も行ったことない人で写真をやっている人はぜひ一度行ってみてはいかがでしょう。個人的に僕のオススメ撮影スポットです。ということで、今回は僕のカメラのベンチマーク的存在の名古屋市市政資料館をちろっと紹介してみました。


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