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社会科学全般から福祉を考える

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「奇跡の社会科学」(中野剛志著、PHP新書)の重要なところから福祉を見つめています。また、後々紹介された書籍も加えていきたいと思います。
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#社会

「奇跡の社会科学」(中野剛志著、PHP新書)デュルケーム②

「奇跡の社会科学」(中野剛志著、PHP新書)デュルケーム②

遅ればせながら、あけましておめでとうございます🎍🌅🎍
ぽんニャンです🐱

しばらく筆が進みませんでしたが、ようやくデュルケーム編②です💦

それではどーじょー😃

デュルケームは、政変や戦争なども自殺を減らすと言う。
なぜなら、こうした危機が社会を結束させるからだとデュルケームは解釈している。
これを象徴した例が、新型コロナウイルスによるパンデミック。
当初の予想では、2020年の自殺

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「奇跡の社会科学」(中野剛志著、PHP新書)デュルケーム①

「奇跡の社会科学」(中野剛志著、PHP新書)デュルケーム①

仕事柄、クリスマスケーキを食べたのに、年末感を全く感じないぽんニャンです🐱🎅

さて、ソーシャルワーカーやケアワーカーはぜひおさえたい、デュルケーム編です😃

それでは、どーじょー🎅🎄

エミール・デュルケームはフランスの社会学者。
ドイツのマックス・ウェーバーと並び、近代社会学の創始者とされる。
今回は1897年に発表した『自殺論』を取り上げる。
中野剛志さんは、デュルケームが個人の心

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「奇跡の社会科学」(中野剛志著、PHP新書)トクヴィル②

「奇跡の社会科学」(中野剛志著、PHP新書)トクヴィル②

調子に乗って、1日2回更新してみました😃
初雪が降って、慌ててタイヤ交換をしました😅
ぽんニャンです😅

トクヴィル編②です。
トクヴィルが民主政治に恐怖を覚えた核心に近づいていきます。

それてはどーじょー😃

トクヴィルが論じているように、なぜ民主政治は「専制政治」に堕ちてしまうのか。
トクヴィルは、『アメリカの民主政治』で「地位の平等」があると書いている。
民主政治では当たり前のこと

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