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リーマンショック前から投資を始めて暴落相場を経験していますが、アベノミクスから損益はプ…

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リーマンショック前から投資を始めて暴落相場を経験していますが、アベノミクスから損益はプラスに転換。コロナバブル相場に乗り、利益が順調に増加して今に至り、生き残っています。バリュー株、高配当、安定業種の分散投資を基本にし、各業界での最適な投資先を分析します。

最近の記事

ビール4社の決算分析(2023年3月期 通期)

ビール4社の各社考察ビール大手4社は、最大手のサントリーが非上場のため、投資できませんが、飲料食品部門であるサントリー食品インターナショナルが上場しているため、こちらには投資できます。 キリンは、医薬事業が協和キリンとして上場しているため、キリンまたは協和キリンに投資できます。 アサヒ、キリン、サッポロには、株主優待制度もあるので、楽しみが増えます。  サントリー:売上、営業利益率もトップ水準のため、是非とも投資したいのですが、残念ながら非上場企業のため、投資可能な飲料・食

    • ゲームセクターの決算分析(2024年3月期 通期)

      ゲームの各社考察ゲームセクターは再編が進んでおり、有力企業は限られます。ハードを展開する任天堂、ソニーを除き、ソフトウェア開発企業に焦点を当てて、分析しました。 大手5社の中でも注目すべきは、営業利益率の高いコナミ、カプコン、コーエーです。 ゲーム企業は、ヒット作が出るか出ないかにより業績が大きく左右されるため、予想が難しいですが、ある程度ヒットが期待できるシリーズ作があるかないかで選別します。  カプコン:営業利益率はトップの37%、ゲーム事業に限れば、なんと営業利益率5

      • 薬局セクター決算分析(2024年通期)

        薬局の各社考察薬局業界は出店によって拡大し、その結果、食品系スーパーの売上を上回るようになっています。最近では、生鮮食品などを扱う薬局も増え、スーパーマーケットやコンビニエンスストアと競合する小売事業となっています。投資の観点から見ると、食品系スーパーと比較して薬局の利益率の高さが魅力です。時価総額で最大手のマツキヨココカラの営業利益率は7.4%であり、食品系スーパーでトップクラスのヤオコーの営業利益率は4.73%です。これは、食品ロスが発生しやすい食品スーパーに比べて、医薬

        • 鉄道セクター決算分析(2024年3月期 通期)

          鉄道企業の通期決算が出揃ったので、最新決算を考察します。決算後、急落する銘柄が多い鉄道セクターですが、コロナ禍以前の水準まで業績は戻ってきているため、投資の検討を進めていきます。 インバウンドも戻ってきている中で、影響のありありそうな運輸業、ホテル業の各社業績も見ていきます。 事業規模は、下記のようにJR東が最大事業者です。 JR東 >> JR東海 = JR西 = 近鉄 > 東急 = 阪急阪神 > 東武 = 名鉄 > 西武 = 小田急 = 京王 = 西鉄 = JR九州 >

        ビール4社の決算分析(2023年3月期 通期)

          自動車セクター決算分析(2024年3月期 通期)

          最新の2024年3月期 通期の決算が出そろったため、比較分析しました。トヨタ自動車の営業利益はついに5兆円を超えて、数年前から倍増しています。円安メリットのある自動車セクターですが、ハイブリッド車が見直され、トヨタ自動車の独壇場です。 ホンダは、売上が20兆円を超えて、トヨタ自動車に次ぐ事業規模で、停滞する日産を突き放しています。 日産は一時の巨額赤字から回復したものの物足りない収益力で、販売台数としては、スズキに抜かれそうです。中堅3社が変わらず並ぶ状態です。 トヨタ >

          自動車セクター決算分析(2024年3月期 通期)

          鉄道セクター決算分析(2024年3月期 第3四半期)

          コロナ禍前の業績水準に回復してきた鉄道企業について、最新決算を考察します。鉄道企業は社会の基盤を支える大切な存在で、安定性からディフェンシブ銘柄として考え、投資の検討を進めています。 特に注目しているのはJR4社と大手私鉄企業で、最新決算の各事業を比較してみました。運輸業やホテル業は、今後のインバウンド拡大での成長が期待されている分野です。それに加えて共通する流通業や不動産業も比較対象にしました。 事業規模は、下記のようにJR東が最大事業者です。 JR東 >> JR東海

          鉄道セクター決算分析(2024年3月期 第3四半期)

          自動車セクター決算分析(2024年3月期 第3四半期)

          最新の2024年3月期 第3四半期の決算が出そろったため、比較分析しました。トヨタ自動車が決算発表によって、急上昇しましたが、円安メリットのある自動車セクターです。 事業規模で差がついており、中堅3社が並ぶ状態です。 トヨタ >> ホンダ > 日産 > スズキ = マツダ = スバル > 三菱 トヨタ:営業利益の水準は、トヨタ >> (ホンダ + 日産 + ・・・)となるくらい他社を完全に引き離していて、営業利益率ダントツのトップ。販売台数としての最大事業は北米で、円安で

          自動車セクター決算分析(2024年3月期 第3四半期)

          投資成績と銘柄分析

          投資の意義新しい少額投資非課税制度(新NISA)が始まるので、私の投資歴16年について書きたいと思います。 投資は貯金とは違い、元本が保証されずリスクもあります。金融の知識も必要で、初心者にとっては難しいものです。しかし、適切なリスクを取れば、相応の利益も期待でき、税金負担がなく、使いやすくなった新しいNISAでの投資は有益な選択肢と言えます。 これまでの成績最初に株式への投資を始めたのは、リーマンショック前で約50万円から。その間に得た利益はなんと約50万円になりまし

          投資成績と銘柄分析