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短文とか日記とかを書きます。24歳契約社員女。 自分の気持ちを明文化するためにやってま…

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短文とか日記とかを書きます。24歳契約社員女。 自分の気持ちを明文化するためにやってます。

最近の記事

私の文章はきっと下手くそで。誰にも届かないし刺さらないのかもしれない。友達の書く文章を見て絶望することも沢山ある。それでもこうして、定期的に書く。書くことによって救ってるのは自分なんだろう。

    • 寂しい

      1人は寂しい。 それは物理的な距離のことじゃなくて精神的な距離のことだって最近気づいた。 どれだけ友達と遊んでも、男の人と身体を重ねても、心の飢えは満たされない。  寂しくて男の人と会うなんて馬鹿みたいだと心のどこかで見下してた女にいつの間にか私はなってしまった。  そうやって心の中で人を見下して生きてきたから、誰とも本当の意味で距離を近づけることができなかったんだろう。 「○○○に一番心を許せる」と言ってくれた彼女も、パートナーができてその人と人生を歩もうとしている。喜ばし

      • 変化の詩

        『好み』 好きな食べ物が変わる。 美味しいと思っていたものが、濃すぎると感じるように。 苦いなと思っていたものが、効いてるなと感じるように。 好きな音楽が変わる。 ノリノリで陽気で楽しいと思っていたものが、煩いなと感じるように。 静かで詰まらないと思っていたものが、心に沁み入ると感じるように。 好きな漫画が変わる。 心が血湧き肉躍ると思っていたものが、つらいなと感じるように。 説教くさいなと思っていたものが、道標だと感じるように。 心の端っこから、徐々に変わっていく。 新し

        • 友達との思い出 1

          夜の海。 仲がいい友達2人と椎名林檎の曲を流してエモいエモい言いながら、海岸沿いを歩いた。 遠くに見える工場の夜景が、果てのない暗闇の中にぽつりぽつりと浮かんでいる。 足元に海が迫ってきて、闇と私との境があやふやになる。 引いては押し寄せてくる規則的な波の音になんだか酔ってしまって、「なんだか沈みたくなる」と言葉がポロッと口からこぼれ出た。 友達はちょっと小馬鹿にしたように「でも結局は押し返されて戻ってくるよ」と笑った。 私もそうかなと笑った。 友達がポケットから煙草の箱を

        私の文章はきっと下手くそで。誰にも届かないし刺さらないのかもしれない。友達の書く文章を見て絶望することも沢山ある。それでもこうして、定期的に書く。書くことによって救ってるのは自分なんだろう。

          自分が分からなくなるという事

          自分が分からなくなる。 感覚的なものだが、随分前から私は私がどういう人間なのか分からなくなってきた。 一枚薄皮を隔てて"自分"をする。 "自分"ならこうするだろうなとか、こう感じるだろうなということをなぞって生活している。 これはなんなんだろう。 体調は一切悪くならないから精神的な病気じゃないと思う。 ただ違和感を感じて生きる日々はひどく疲れる。 みんなそうなんだろうか。 "自分"というのが"私"と切り離して考えるようになった。そのせいで、ネガティブが増してきている。 客観

          自分が分からなくなるという事

          恋に恋して

          病みが過ぎ去るとあとは凪だ。 穏やかで楽しく輪郭が曖昧になる毎日がやってくる。病んでいると不思議と私と周囲にくっきり溝ができてたのに、病むことが減ると急に曖昧になるのは不思議だな。 「恋愛感情」について永遠に悩んでいる。 私は今まで付き合った人がいなかった。 好きになった人はいるかどうかわからない。 いいなと思ったことがあるのは、中学時代の友達(同性)、部活仲間(男性)、行きつけの喫茶店のオーナー(男性)、仕事の先輩(女性)だ。 果たしてそれが恋愛感情なのか?と聞かれるとわか

          恋に恋して

          正解のうちの就職の話

          私はきっと人生の正解を追い続けてる。 ほどほどの高校をでて、ほどほどの大学にいって、 ほどほどのところに就職して、一人暮らしをして、異性の人と付き合って結婚する。 これが人生の正解だと思ってる。 でも私は、この「就職」と「異性の人と付き合う」 でつまづいた。 就職はしたが、2ヶ月でやめて契約社員になった。 頑張るのが嫌で一番最初に受かったところに、考えなしに就職した。無理だった。即やめた。 そして一人暮らしも失敗して実家に帰った。 挫折だった。そうだ。私は挫折した。 おそ

          正解のうちの就職の話

          契約社員 彼氏いない歴🟰年齢 実家住み

          ここ最近、ずっと胸が苦しい。 なにか感情の上に分厚くて黒い雲がかかってるみたいだ。 なにが原因なんだろうと考えてみる。 例えば仕事? でも仕事自体は順調だ。同僚も良い人達だし、仕事も向いてる。でもこのモヤモヤの一因に仕事も関係してそうだ。それはどこまで行っても私は契約社員であるという事実かもしれない。 ボーナスもなければ、給料が大きく上がるわけでもない。自分の働きが目に見えてわかるわけでもない。感謝はされるし、褒めてもくれるがそれが何かになるわけでもない。キャリアアップがある

          契約社員 彼氏いない歴🟰年齢 実家住み

          恋の詩

          飛行機 約50cmほどの小さな窓から見える光のどれかに。 虫のように小さく動く光のどれかに。 じっと見つめると気分が悪くなってしまう無数の光のどれかに。 あの人はたしかに居るのだろうか。 たった1日。 これから80年もあるであろう時間の中でたった1日。 同じ場所で過ごした彼は。 名前も声も、忘れてしまった彼は。 それでも。 今私が飛んでいるこの下に住んでいる。 それだけは分かっているのだ。 思い出 忘れることが出来たら、きっと楽なのに。 忘れることが出来ないから、きっと

          恋の詩

          性について話をしたい

          性について話したい。 なんにも取り繕わないで言うと、性欲、セックス、自慰行為について話がしたい。 夜の居酒屋で酔っ払ったノリで話すのではなく、真昼間の喫茶店で軽くそして至極真面目に性の話をしたいのだ。 私はずっと自分の持ってる欲と向き合うことが怖かった。性に対して興味を抱く時期やキッカケはきっと人それぞれだが、その事を人と共有することはあまりない。  初めて"性欲"に触れた時、これはいけないことだダメな事だいやらしい事だと思う人は多いんじゃないだろうか。知識も何もない状態で出

          性について話をしたい