Photo by nom99 恋の詩 15 まる 2023年9月25日 10:14 飛行機約50cmほどの小さな窓から見える光のどれかに。虫のように小さく動く光のどれかに。じっと見つめると気分が悪くなってしまう無数の光のどれかに。あの人はたしかに居るのだろうか。たった1日。これから80年もあるであろう時間の中でたった1日。同じ場所で過ごした彼は。名前も声も、忘れてしまった彼は。それでも。今私が飛んでいるこの下に住んでいる。それだけは分かっているのだ。思い出忘れることが出来たら、きっと楽なのに。忘れることが出来ないから、きっと幸せなんだろう。 ダウンロード copy #日記 #詩 #ミニポエム #恋の詩 15 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? 記事をサポート