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自分が分からなくなるという事

自分が分からなくなる。
感覚的なものだが、随分前から私は私がどういう人間なのか分からなくなってきた。
一枚薄皮を隔てて"自分"をする。
"自分"ならこうするだろうなとか、こう感じるだろうなということをなぞって生活している。
これはなんなんだろう。
体調は一切悪くならないから精神的な病気じゃないと思う。
ただ違和感を感じて生きる日々はひどく疲れる。
みんなそうなんだろうか。

"自分"というのが"私"と切り離して考えるようになった。そのせいで、ネガティブが増してきている。
客観的に"自分"を見ている気になると、良いところが一つも思い浮かばないのだ。
失敗作なのではないか?という思いが強くなる。なら前向きになれるように努力したらいいのだと思うが、"死にたい"と考えるようになる。
改善策を考えるのすらめんどくさくなって、そっちの方向に考えが進んでしまう。
"自分"という存在がどうでもよくなる。
ただなんとなく惰性で生きている。
でも惰性で生きるには自己肯定感が足りなくて。
それを埋めるには他者からの肯定が必要なのだろうか。ただ他者からの肯定すら信じられなくなるとどうすればいいんだろうか。
なんて暗いことを元旦から考えている。

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