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高学年の心に火を灯す学級づくりと授業づくり#3【2.心の火が消えてしまったのはなぜ?「高学年は〇〇のプロ」】
高学年は言わば、「小学校で生き抜くプロ集団」です。「どうすれば、学校生活を生き抜けるか」について、長年培っています。高学年になれば、さまざまなプロが存在しています。
授業のプロ
・授業中、何もしゃべらず、息を潜め、何となくノートに板書を写していれば、先生にあてられることもなく、怒られず、休み時間を迎えることができるプロ
「ごめんね」のプロ
・友達に何か悪いことをしても、先生の話を黙って聞き、「
高学年の心に火を灯す学級づくりと授業づくり#2【2.心の火が消えてしまったのはなぜ?「強制と矯正」】
学ぶことや学校生活に向かって絶え間なく燃え続けていた炎が、なぜ消えてしまったのでしょうか。
もちろん、高学年という発達段階もあるでしょう。高学年ともなれば、人間関係が広がり、時間的展望も発達します。それにより、考える力も発達していくのですが、関わる人が多ければ多いほど、悩みや葛藤も増えます。したがって、悩んだり葛藤することは特別なことではありません。考えることが増えた、周りの人のことを考えるように