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僕には恋人にしか依存する相手がいないのか。

20代前半である私は、早くも出会いを拒み続けた結果、孤独感を感じやすい人になってしまった。出会いを拒み続けた理由は、自分がゲイと知ってからだ。自分がゲイと知ったのはコロナ禍が始まった2020年。つまり、私が新規の友達を作らなくなったのは四年前のことである。

では、なぜゲイと知ってから出会いを拒み続けてきたのか。それは、自分の本性を他人に知られたくないからである。私は、自分で言うのはおこがましいが純粋で嘘をつけないタイプである(笑)そのため友達になると恋バナはつきものだし、異性のタイプを聞かれたりするといちいち嘘をつくのがめんどくさかった。だから、そんな場面を体験する前に深い関係の友達にならないように新しい出会いを何個もうまくあしらっていた。その結果、友達は少なくこの歳にして、早くも孤独感を感じている。そんな中でも唯一、信頼できるのは今現在交際歴半年間の恋人だけである。彼には本性を出せるし、本音も言える。彼の横にいるとなぜか自信がついたり無性な笑顔を見せられる。まるで自分が子供に戻ったような気分になれる。

そう、僕は恋人に依存している。

良い悪いはともかく、彼を失ったら私に何が残るのだろうか。今現在、彼と一緒にいる時間は極めて充実した幸せなものである一方で、私の日常は今までの人生において過去1最低なほど苦しい時間である。それにはいくつか理由がある。自分のやりたいことが出来なくて、新しい人に会うこともいまだに怖くて、自分の心を塞ぎ、ただ毎日アルバイトをして規則正しい生活をして、そんな淡白な毎日でストレスが溜まったら彼氏に会いに行く日々。周りと比較する必要はないが、性格上就職した同級生との未来の差に強気ではいられない。お金もない、自信もない、僕に何があるのか。やはり、僕には彼氏しかいないのか。

結論、、、、
そんな人生つまらない。
僕にだってプライドがあるんだ。

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