【企業チャレンジ4日目】定款を公証人にチェックしてもらえる!公正証書役場に行く前にすべきことは盛沢山
働きながら副業での起業を思い立ってから、約1週間。ついに定款が完成した。行政書士や税理士などに一切相談せずに、一人でよくここまで来たな~とこの1週間を振り返り、自分で自分を労いたい!!!でも、浸っている暇なんて一切ない。定款が出来たら提出前の事前チェックをしてもらおう。
アラフォーワーママが本気でやったらどんな結果になるのか、自分が一番ワクワクしている。何日で副業の会社設立ができるのだろうか。定款の事前チェックを通過させるまでの流れをnoteに記録しておこう。
そもそも定款とは。
定款とは、法人の目的・組織・活動・構成員・業務内容などについての基本的な規約やルールそのもの。私は、定款の第一章に「総則」として事業内容を列挙した。この事業内容が一番大事。株式会社GROWが、今すぐする業務と将来するかもしれない業務を記載するのがポイント。ひとつの業務しか書いていない場合、将来やりたい業務が増えたら法務局へ申告しないといけない。なので、先を見据えた事業展開を考えておく必要がある。
私が定款作りに時間がかかった理由はここにあった。直近のビジネスモデルは明確だったけど、長期的なビジネスモデルがはっきりしていなかった。この2~3日は、長期的なビジネスの展望を考えながら別の作業をすすめていた。
専門家がいなくても定款は作れる!
定款は自分で作成できる。私はインターネットで検索しまくって、参考になる部分を切りだした。それをカスタマイズして、GROWオリジナルの定款をつくった。もちろんネット情報だけでは不安だったので、会社設立のハウツー本もアマゾンで購入した。本の場合、しっかりとした監修が入っているので、情報の信頼度がぐっと上がる。なので、私は本も片手にオリジナルの定款を作成した。定款作りは、感覚的には大学のレポートを仕上げるようなイメージだ。執筆が好きな人、リサーチが好きな人、何でも自分で挑戦してみたい人なら、専門家のサポートがなくても書ける範囲だと思う。会社を設立して、やりたいことや叶えたい未来がはっきりしている人は面倒な定款作りも楽しめるかもしれない。
自分で定款を作ってみてわかった、定款作りのポイント3つ。
①必要な要素を盛り込む
会社のルール=定款なので、そこには必ず記載しないといけないことが沢山ある。例えば、誰が代表取締役で資本金はいくらで株式総数はいくつなのか。決算時期はいつなのか。業務内容はなにか。など、全部を明確にして記載する必要がある。
②自分の思い=ビジョンや事業内容を明確にする
定款に記載すべき必要な要素に事業内容がある。事業内容はやりたいことやビジョンをかなえるためのフィールド。なぜ会社を設立するのか、会社の存在意義を考えれば、自ずと長期的な事業内容もクリアになる。起業してやりたいことを考える時間はみんながワクワクする時間だ。
③誤字脱字や定款のルールを押さえる
定款を公証役場に出すときは一緒に提出する資料がいくつかある。例えば、発起人個人の印鑑証明書。ここで注意したいのが、印鑑証明書に記載されている住所。この住所と、定款内の住所が同じでないといけない。つまり、定款の突合先が印鑑証明書なのだ。例えば、2丁目10番地を2-10と記載していたらNGになってしまうので、要注意!
定款は事前チェックをしてもらうとスムーズ
定款は提出前に公証人にチェックをしてもらうことが出来る。不備がなく、内容に問題がなければ、後日公証役場で申請ができる。ちなみに、この申請の後で法務局へ行って登記の申請もしないと会社は設立できない。私は、公証役場に行く前に、電話で定款の事前チェックをお願いした。
朝9時に地域で一番大きな公証役場へ電話をかけたが、なかなか繋がらなかった。仕方なく、別の公証役場にかけてみた。2個目の公証役場は電話が繋がっだが、事前チェックは一般人には提供されていなかった。窓口で並べば辛うじてチェックしてもらえるそうだが、基本的にはメールでの事前チェックは行政書士のみが対象だった。ちなみに、これらのサービスレベルは公証役場によって異なるそうなので、自分で提出予定の公証役場に問い合わせるのがよいだろう。2個目の公証役場に利便性を感じられなかったので、3個目の公証役場にも電話をしてみた。なんと、メールで事前確認をお願いできるサービスがあった!さらに、電話口で申請日の予約もできたので、さっそく2日後に申請予約もした。電話してからわかったことだが、私のエリアの公証役場は定款の事前チェック→申請書類提出という流れだ。
電話で案内されたメールアドレスに、ドキドキしながら定款の事前チェック依頼メールを送信した。添付資料に、定款PDF、印鑑証明書(定款作成日より前に入手したもの)を添付して送信した。すると、1時間以内に「すべてOK!全く問題なし!」という、ありがたいお墨付きメールが公証人から返ってきた。とてもホッとした。
あとは書類を公証役場に持っていくだけだ♡そう思ったのもつかの間・・・
製本していかないといけないそうだ。。。
うん、製本は明日やろう~( ゚Д゚)
<ここまでの合計時間は6時間ほど>
起業チャレンジ4日目は、一番大変な定款が不備なく完成◎
製本まではできなかったけど、100点満点な一日でした。
★本日の学び
・やればできる!
・やる前のリサーチが大事!
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さて、一体いつ会社が出来上がるか・・・
noteには会社が出来るまでを記録していこうと思う。
とりあえず、今日もお疲れさまでした!
ここまで読んでくれてありがとうございます。
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