意思表明

マインドカフェっていう
メンタル的に不安定になりつつある人たちの為の
愚痴や悩みの吐口みたいなチャットツールがありまして。
そのアプリっていうのは、
専門の臨床心理士やカウンセラーの方もコメントしてくれるという特徴があって、
僕も僕でお節介にも自分と同じ様に悩んでいたり、現状をどうにかしたいって人の投稿に「こうすればいいと思います」とか自分なりに応援のコメントを返すんですけど、
いまいち手応えが無い時があると言いますか、
感謝の言葉の中に、
「面倒臭いからちゃっちゃと話切り上げよう」
みたいなニュアンスを感じるんですね。
まぁそう言った資格を持ってないから、専門家のコメントの方が信頼出来ますよねぇとか思って、勝手に納得しようとしてました。

自分も確かに未来に不安を抱いて、
でも自分のやりたい事、
才能とか分からない時
信じられないほど不安になって、
自殺とか、人生の意味とかを考えていた時もあるけど、
いざ本気で！
自分の価値観、出来る事を本気で自分の中から見つけたら、
本当に心が軽くなって、
仕事や現場が嫌だからただ辞めたいというネガティブな理由から、
やりたい事の為に早く辞めたいというもどかしさ、いわゆるポジティブな理由に変わっていきました。

新しい不安はもちろん出来ましたが、
世間のみんなはいつか勝手に仕事が楽しくなるなんて思ってなくて、
自分が楽しく仕事出来る様に努力していると知った時、
自分がどれだけ甘い考えのまま社会に出たかを痛感しました。

しかしそれは今の僕の環境じゃなければこんなマインドになれなかったかも知れない。
僕は僕が良いと思ったものを、
同じ様に悩んでいる人の打開策になればと思って共有したり、
教えたりしていたけど、
本人の現在の立場や、
精神的な状態をあまり考えられていなかったのではと我に帰ったのです

呪術廻戦 五条悟が、親友 夏油傑の呪詛師落ちを止められなかった気持ちを吐露する場面で、

「俺が救えるのは
他人に救われる準備がある奴だけだ」

と言っていました。
僕は当初、
(救われる事に準備なんていらないでしょ。
現状を打開出来るならすぐにでも助けになれた方がいい)
と思っていたのですが、
コメントしていて手応えが無いと感じた時、この時の五条と偉そうにも同じ様な事を思ったんです。
助けようとこちらがどれだけ強く思っていても、
現状を打開したいので手伝ってくださいと申し立てられない限り、
僕がやった事はエゴになると。

望まれないと助けようとしてはいけないのだと考え直し、
自分のやった事を反省して、
そのアプリはアンインストールしました。
いつか助けになって欲しいと手を伸ばしてくれた人の手を全て取って引き上げられる様、
勉強と経験を積んでいければと思っています。

意思表明でした。

ちなみに写真はこの話と一切関係ありません。千葉の寒川神社の写真です。