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学校の先生をやっていて感じる理不尽さ

学校の先生としての仕事は、良いところもあるが、ブラックだな、理不尽だなと思うことも多い。そして、理不尽なところがどんどん積み重なって、学校の先生を目指す人が今減ってしまっているんだよなと思ってしまう。

日本の学校の先生は、多くの業務を担いすぎていると思う。
授業、生徒指導、保護者対応、特別支援、学校行事、学校研究、小中研修、ICT教育などなど。
新しい取り組みは入ってくるのに、今までの取り組みは減らそうとしない。だから、業務量が増えて、長時間労働になってしまっている。

学校の先生たちも不満は言っている。おかしいと思っている。
でも、それを変えるために何かアクションを起こしているか。

日本の教育の仕組み自体がなんとなく古いというか、変えるべきなんじゃないかと思ってしまう。

でも自分にそれだけの力があるわけでもないし、もちろん変えられたらいいなとは思うけど、教員であり続けながら、それを変えるとしたら何年何十年かかると思うし、それだけ長い年月やっても変えられない可能性だってある。

自分が理想とする人生。
それは自分自身がまず幸せになりたい。ここにいる限り、きっと自分は不満ばっかり溜まってしまうと思うし、不満ばかり言うだけとか、その不満を受け入れて、行動を起こすことを諦める人間になりたくない。

だから、私はこの生活を変えていきたい。自分の事業を起こす。そして、学びの専門家のようになりたい。そして多くの学びを人々に届けて、社会をもっとよくしていきたい。

良い情報をどんどん発信していく。そして、いずれは日本の教育のあり方を考えて、そこにより良い変化を起こせるような人物になれたら最高だなと思う。

あと半年後に独立したい。
本当に実現できるのか。それは分からないけど、最初から諦めたりはしない。できる限りのことを最大限していく。

今日、隣のクラスの保護者から、ありえないようなクレームが来ていた。
モンスターペアレントは実在する。そして、こんだけ長時間労働しながら、多くの業務を担いながら、定額働かせ放題の給料システムの中頑張って働いている先生に対して、ありえない要求やクレームをつけてくる親。本当に狂っていると思う。

そして、この業界にいる限り、どれだけベテランになってもそういう親との関わりを断つことはできない。正直言って、関わりたくないし、そんな保護者のために自分の力や時間を少したりとも使いたくないと思ってしまう。

私が起業を考えたのも、そういった理不尽なことが起こりうる場所がシンプルに嫌だなと思ったことにもある。

じゃあ、残り半年をどう過ごしていくか。
惰性で過ごすつもりはない。それは子供にも、日頃支えてくださっている保護者にも、周りの先生方にも失礼だから。
あと半年だからこそ、一流の教員になれるように、懸命に取り組んでいく。どんな立場、どんな状況に置かれたとしても、きちんと取り組み、結果を出す。

まだまだ自分がここの世界で学べることはたくさんある。
だから、ここで自分自身をさらに成長させていきたい。そして、ここで学べることはこれ以上はないと思えるぐらい力をつけて辞めたい。そのやってきた努力が、きっと次自分が仕事をしていくときに絶対に力になるから。

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