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本の紹介と自分の考え:自己肯定感編Part3

1. はじめに

今回は上げていこうと思います.つまり自己肯定感編の最終章ですね.この投稿を見終えた後,みなさんが自己肯定感に興味を持っていただけるとど幸いです.その他にも導入でなにか話したかったのですがネタ切れです笑.それでは今回も自己認知を意識しながら読んでみてください.

2. すごい自己肯定感:加藤俊徳

はじめに紹介するのこの本は脳科学的観点から自己肯定感を分析した本です.この本では自己肯定感が下がっているとき脳はどのような動きをしているのか,さらに自己肯定感を上げるためにはどうすればいいのかを科学的に調べており非常に面白いものになっています.この本では脳は主に8つに分類されており,すべてを動かす必要があると言われています.つまり自己肯定できてないひとはこの8つが動かせていない人なんです.そして自己肯定感で欠かせないものがありますよね.そうですおなじみの自己認知ですね.自己認知の歪みはこの本では以下のように言われています.

認知の歪みは脳番地の働き方のバランスが悪くなっている状態

本書より

つまり自己肯定感が低いということは脳をうまく動かせていない状態のことなんです.脳のすべての機能をフルで使わなければならないということですね.うまく脳を動かして自己肯定感を上げる方法もこの本に記されているのでぜひ読んでみてください.ちなみに私がいいと思った方法は「繰り返しをやめる」です.なぜかというとどうやら日々の習慣通りのことをすると無意識の行動でできてしまいと脳の特に前頭葉が上手く働かないみたいなんです.だからたまに習慣通りではなく違うことをすることで前頭葉に刺激が伝わり,脳のフリーズを防げるようです.

3. ニーチェの言葉:フリードリヒ・ニーチェ 白取春彦訳

最後を飾るのはニーチェ大先生です.正直なところ自己肯定感を上げるためにはどうすればいいのかなどは昔に答えが出ているのではないかと思っています.しかし実際のところ,いきなりツァラトゥストラを読むのは難易度がかなり高い気がします.そこではさみで使うべき本が自己啓発本や紹介するこの本です.この本ではニーチェが言いたかったことの編訳がされておりニーチェの考えを知ることができます.何度も言うようですがどんな物事でも一歩目が最も難しいと私は考えています.ニーチェ本のはじめの一歩を踏み出すのに最も適した本がこの本です.ではニーチェはどのような考え方をしていたのでしょうか.

無限の豊かさは自分にある

本書より

これこそ本質です.大昔の時代,例えば奈良時代とかだったら大仏を立てて神様が生活を豊かにしてくれる.今の時代では「お金があれば豊かになれる」と考えている人が多いと思いますがニーチェはお金が絶対価値になるのではないと考えていると私は解釈しています.自分の生活を豊かにするならば自分の心を豊かにするべきであり,こころの豊かさは自分に試練を与えたりすることで磨かれ豊かになるとニーチェは考えていると感じました.その他にも多くの格言があるのでぜひ読んでみてください.

4. おわりに

 3週に渡って自己肯定感についての本を紹介してきましたが最後は自分の考えを述べようと思います.実際に6冊を読んでいくうちに自己肯定感で大切なのは自己認知であり,この自己認知で「自分はこういう人間である」と知る.さらには自分の基準(自分の軸)を鍛えることが大切だと私は考えています.この軸を鍛えるには自分にとって最も価値があるものはなにかを探すことが最も重要です(僕の場合は人と一緒にいるだけではなく孤独で自然に触れたり,新しいものを見たりすることで自分を見つめ直し,新しいことを知ることが自分にとって価値あるものになると考えました).しかしこの考えに行き着いたのは初めと最後の章で紹介した「自己肯定感とはそもそも何か」を知れたことだと考えています.
 初めのときは自己肯定感があれば私も初めての一歩を踏み出すときにひるまずにできるのではないかと考え読み始めたんですが,最も大切なのはなぜ一歩踏み出すのが怖いのか知ることが大切だったのです.

私の場合は
失敗するのが怖い
→失敗すると人に価値がないと笑われるのではないか?(自己認知)
→自分の価値は他人が決めるのではなく自分が決めること(自己基準)
→他人に決められた価値で生きていて死ぬときに後悔しないのか?
→どうせ後悔するなら踏み出したい

このように考えることで今ではいつ死んでも気持ちよく死ねそうとすら思えています笑.死はいつ訪れるのかわからないけどいつか訪れるものです.みなさんが幸せだったと感じあの世へ飛び立てることを祈っています.

本を買うときのおすすめの方法

以外と安く中古本で手に入ったりするのでBOOK OFFや三洋堂書店等をご活用してみてください(私は本は紙派ですが今まで説明している本の半分近くは中古本です).

紹介した本


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