海苔養殖の仕事をするなら宮城へ行け!!佐賀の海苔養殖と宮城の海苔養殖の違い。
こんにちは
私が佐賀県と宮城県の
それぞれの
海苔養殖のバイトに行った話です。
海苔養殖の仕事は稼げるの?
きついの?
興味を持っている方は
是非参考にしてみてください。
【海苔養殖の基本知識】
海苔養殖には大きく2つの養殖方法が
あります。
一つは
浮き流し式というもので
宮城県や瀬戸内などでは
この手法がとられています。
そしてもう一つ
それは支柱式という方法です。
名前の通り海底に支柱を刺し
そこに網を張るやり方です。
これは海の比較的浅い場所で
用いられる手法です。
浅く、干満の差がとても激しい
有明海有する佐賀県などでは
もっぱらこの方法が用いられています。
もちろん私が働いた
場所でもこの支柱式という手法です。
【佐賀と宮城はどう違う?】
では、
前者の浮き流し式と
支柱式とではどう違うのか?
言い方を変えて
どちらが手間なのか?で
話させていただくと
答えは
圧倒的に後者の支柱式です。
実際私も宮城県の
浮き流し式の養殖を体験したことが
ありますが、
それに比べ圧倒的に佐賀県の
支柱式は手間と労力が掛かります。
言葉ではイーメージが
湧かないと思いますが
理由を説明すれば、
良い海苔を作るには
基本的に
一日に一度
ある程度の時間
海から出し、
干出させる必要があります。
その際
浮き流し式だと
決まった時間に手動で
網を上げて、網を洗い、
もういいなと思ったら
海に戻せばいいだけなのです。
ある期間においては一日の業務が終了します。
朝6時から初めて
早ければ昼の12時には
終わると言うことです。
それに対し
佐賀県の支柱式では
海底に
支柱をたくさん刺し、
その支柱に網を固定します。
そのため
海の干満によって
潮位が低くなると
勝手に海苔網が干出されてしまいます。
必要以上の干出は海苔には
ダメージです。
そのため、
常に干満の時間を把握し、
網の高さを調整しなければなりません。
なので、
場合によっては
朝の4時頃に海に出たり
そして
そのまま夕方5時、6時まで
帰らないなんてことも多々あります。
それにプラスし
佐賀では海苔の漁場がめちゃくちゃ遠い!
私の場合片道20分は掛かっていましたね。
なのでそれだけ
時間もかかるは、コストもかかるわ…
それに対し
宮城では
漁場まで1、2分程度でした。
圧倒的に
宮城の方が楽ですね。
【結論】
しかし、
これらの経験から
佐賀の海苔がこれだけの
苦労で作られているのか〜
というありがたみが良くわかりました。
つらいことは
決してマイナスだけでは
ないと思います。
そんな中、働く
メリットも沢山あると
思いますが‥
海苔養殖の仕事を
考えている方は
是非参考にしてみてくださいね!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?