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投資経験の浅い初心者が新NISAで資産8桁到達するための秘訣を大公開

こんにちは、よしむねです!

新NISAという制度は2024年から始まり、
市場に大きな影響を与えるほどに成長しています。

JSDA「NISAの利用状況(2024年1~2月)」

そんな新NISAで始めて投資をするのであれば
間違いなくおススメは「投資信託」です

投資信託は下記のグラフでも分かるように
新NISAを利用している約2人に1人が購入しています。

JSDA「NISAにおける買付の傾向(2024年1~2月)」

ではどう判断してどれを購入したらいいの?

こう悩んでいるあなたに読んでほしい
記事となっていますのでぜひ最後までよろしくお願いします。




■ 新NISA、つみたて投資枠で買うならどう選ぶ?


新NISAのつみたて投資枠では、
長期の積立・分散に適した投資信託に投資できます。

その理由は、下記の記事でも紹介していますが


つみたて投資枠で投資できる金融商品は、
金融庁が「長期の積立・分散投資に適したもの」
と認めた一定の投資信託に限られます。

上記の様な理由があるからです。
しかし、令和6年5月現在、

つみたて投資枠で投資できる対象商品は、
232本(金融庁HPより)となっています。

その中からコレだ!と選ぶ基準はありますか?
誰かが買っているからコレにしよう。はダメですよ。

なぜなら投資は自己責任。
すべて失っても誰も責任は取ってくれません。

だからこそ何を選ぶ基準にするか。ここは押さえましょう。


無難に運用したいなら基準を大切にしよう。

1.信託報酬が安い
2.広範囲に分散されている

1.信託報酬の安さ

そもそも投資信託には3つの手数料がかかります。それが、

◆買う時:販売手数料 → 購入時にかかる手数料
◆持っている間:信託報酬 → 保有している間、毎日ずっと支払う手数料
◆売る時:信託財産留保額 → 解約するときにかかる手数料

つまり長期を前提に投資をする投資信託では
保有している間にかかる手数料は出来るだけ
安くすることが資産を拡大させる上でとても重要。

また、買う時と売る時の手数料については
無料となっているのが主流
となっています。

ですので特に信託報酬は投資先を選ぶ上で
特に要注意しておきたいポイントです。

下記のグラフで示してある通り、
信託報酬0.5%と2.0%の違いでは
10年で約90万円もの差が出るという試算結果があります。

松井証券「投資信託のコスト」

したがって信託報酬は安いモノを選ぶことが重要!

しかし、一体いくらから安いの?
この目安が無いと判断できませんよね。

それはズバリ、0.2%以下です。

一昔前はインデックスファンドの信託報酬が
0.6%〜0.8%のものが主流でしたが、今では0.2%以下が主流です。

すなわち僕たち長期投資をする投資家にとって
新NISAと合わさりとても有利な環境というわけです。


2.広範囲に分散されている

投資信託を選択している時点で
ある程度分散されているわけですが、
商品次第では大きな違いがあります。

例えば、日本株投資信託と全世界投資信託で考えると

・日本株投資信託=日本全体の良いとこ取り


・全世界株投資信託=世界の良いとこ取り

仮に日本が大不況に陥り、
日本全体が落ち込んだらどうですか?

日本株投資信託の方は間違いなく
購入価額より下がる事が想像できますね。

しかし全世界株投資信託に投資していた場合
日本が投資先から外され、他の国へと投資先を
移すだけでダメージはほぼ無いでしょう。

これが分散の力です。
特に長期投資は続けることが大事ですので
ここもしっかりと考えた上で選択したいポイントです。

ここでこう思われる方がいると思います。

「それだったら全世界一択なのでは?」

たしかにその通りでその考え方は8割正解です。
しかしあくまで投資。始めた目的は、

リスクを背負ってリターンを得ることです。

ですのでリスクだけを見るのではなく
リターンも見て判断していきたいですよね。


THE GOLD ONLINE「【10年・20年・30年】国内外の株式を「長期保有」した結果のリターンを調査!」

その結果が上記のグラフとなります。

緑の線で表している推移はS&P500やNYダウ指数です。
名前が難しいですがアメリカに投資していると考えてください。

このグラフから分かることは世界全体に投資するより
アメリカに投資をした方がリターンは良いという事です。

しかしこれは結果論であり、
この先この結果が永年続くとは誰も言えません。

つまり、投資先を選ぶ際にしっかり考えていきたい所は、

どの程度分散してどの程度のリターンを求めるか

ここのバランスが人によって向き不向きが出るポイントです。
過去のデータから性格別に投資先を分けると、

・とにかくお金が減るリスクは取りたくない。
 →全世界に投資

・減ってしまう可能性よりも増える期待に掛けたい。
 →アメリカに投資

僕が知識の無い状態でもう一度0から始めるとしたら
ココを理解した上で「全世界株」に投資をするでしょう。

あなたの保有資産や収支、性格であなたが決める。

これが大事です。分からないことは質問して
どんどん決断して資産を増やしていきましょう。


■ それぞれの投資信託の特徴


日本株投資信託

日本株投資信託(以後日本株投信)は
なんと言っても身近な企業ですので

情報が集めやすいメリットがあります。

そして昨今問題となっている「円高」「円安」
などの為替の影響を受けずらいというメリットもあります。

ですので資産の多くを外国資産で保有しているのであれば
リスクヘッジ(分散)に使えると考えてください。

ただし、
過去20年超の中で米国・世界株にリターンは負けています。

過去のデータから分析するとリターンでは負ける年が
多いという結果になっているのですが、

2024年から米国株より高いリターンを出す場面も
出てきました。したがって

Aさん: 米国株+日本株

Bさん: 米国株のみ

投資家AさんBさんがいたとすると、
今年リターンが大きいのはAさんとなります。

こういった理由から日本株投信に投資する
メリットもあると言えるのです。


米国株投資信託

まず大きなメリットとして、
過去20年間において最もリターンが高い。

その理由としては、

・Apple
・Microsoft
・Amazon
・Google

世界をリードする大手企業が集中している事です。

つまり、企業の高い成長が見込め、
それに伴い株価も上昇する傾向にあります。
その結果、投資家へのリターンも高いのです。

下記のグラフは米国の主要指数ですが、
長期間で見ると右肩上がりになっていて
新NISAを活用した長期投資ととても相性が良い。

長期にわたり徐々に企業が成長し、

・価額自体の上昇
・資産拡大による複利の効果

そして新NISAの非課税。
だからこそ米国株投信に投資する人が多いのです。

SBI証券「SBI-SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」



全世界株投資信託(オルカン)

全世界株投資信託(以下オルカン)は、
オールカントリー、略してオルカンと言います。

2024年に入り、特に話題となっているオルカン。
要因はインド株の上昇などいろいろありますが、

やはり、この投資信託一本で
世界中のあらゆる株式に分散投資できるという点。

これは「絶対に損をしたくない」という
日本人の国民性にとても向いていると思います。

例を交えて説明すると、2024年2月頃に
あるニュースが飛んできました。

それは、
オルカンの投資対象である中国株を8%減らす。
という内容でした。

中国は不動産バブル崩壊により
不況に陥っています。

このまま中国株に投資していても
リターンは見込めない。だから、

投資対象から中国株を外します。
かんたんに言うとこういったニュースです。

この投資対象変化により

・米国株  609銘柄→611銘柄
・インド株 131銘柄→136銘柄
・日本株  225銘柄→218銘柄
・中国株  765銘柄→704銘柄

となりました。

この結果が
なぜ日本人の国民性に向いているか
と言いますと、

リターンが望めない=損をしてしまう。
 ↓
だからメンテナンスをするね。

これをあなたや私は、
何もせずに勝手に自動で行ってくれる。

この安心感は
絶対に損をしたくない国民性に
向いていると思いませんか?

特に投資経験の浅いうちは、
こまめに購入した商品のグラフを
毎日見る人がいると思います。

その際に大きく値下がりしていたりすると
ショックで投資そのものをやめてしまう人がいます。

安心を取るならベストな投資対象と言えるでしょう。


新興国投資信託

まずは「新興国」とは?

新興国とは、
現状では経済の水準が低いものの、高い成長が期待されている国のこと。

ちなみに僕たちが住んでいる日本や、
先ほど解説したアメリカは先進国と言います。

新興国株と先進国株は真逆の性質を持ち

・新興国株:リスクが大きく値動きも大きい
・先進国株:リスクが小さく値動きも小さい

必ずではありませんが、
イメージは上記の通り持つといいでしょう。

正直、投資経験の浅い人に
おすすめは出来ませんが、

なぜ新興国株の値動きが大きくなるのか?
ここは押さえておいて損はありません。

まずは、
値動きが大きい=成長性が高い
と考えてください。

そしてその成長性の高さは
「人口ボーナス」の存在です。

人口は、大きく2つに区分されます。

①年少人口:14歳以下
②高齢者人口:65歳以上
→①と②をまとめて従属人口
③生産年齢人口:15~64歳

そのうち、
生産年齢人口が従属人口の2倍を超える状況を
人口ボーナス期と呼ばれています。

労働人口が多く、生産や消費が活発になる一方
高齢者が少ないため社会保障にかかる費用が抑えられ
経済が拡大一途をたどる状況と言えます。

まさに今のインドがそうですね。
働き手が多いから経済もぐんぐん伸びている。

ですが、リスクとリターンは表裏一体です。
リターンが見込めたとしても

やはり経験の浅いうちは新興国は
避けることをおすすめします。


■ まとめ


【つみたて投資枠で投資できる金融商品】
金融庁が「長期の積立・分散投資に適したもの」
と認めた一定の投資信託に限られている。

【投資信託を選ぶ際にはこの2つを意識しよう】
1.信託報酬が安い
 → 信託報酬の安さの目安は0.2%以下。
2.広範囲に分散されている
 → 分散させ過ぎるとリターンも落ちてしまう。

【日本株投信の特徴】

2024年に入り米国株より
リターンが高い場面も出てきたが、
長期目線ではあくまでリスクヘッジ(分散)。

【米国株投信の特徴】

世界をリードする大手企業が集中している。
企業の高い成長が見込め、
それに伴い株価も上昇する傾向にある。

その様な理由から
新NISAを活用した長期投資ととても相性が良い。

【全世界株投信の特徴】

この投資信託一本で
世界中のあらゆる株式に分散投資できる。

安心を取るならベストな投資対象と言えるでしょう。

【新興国投信の特徴】

新興国株のリターンの高さは人口ボーナスの存在。

たしかにリターンは大きいが、リスクも高く
投資経験の浅い初心者にはおすすめできない。

ここまで地域別の投資信託について
解説してきました。

色々と書いてきましたが、ずばり
投資経験の浅い初心者は「オルカン」から
始めるのが良いと思います。

まずは分散してから

「もう少しリターンを取っていきたい。」

などと個々のトッピングをしていく。
これが今現状でのベターな始め方と考えます。

オルカンの平均利回りは9.52%(2004年~2023年)

かなり辛口で利回り5%で計算しても
毎月3万円投資を続けることで17年6か月で
資産は8桁を超えてきます。

ですので大切なことは
あなたの性格にあった商品を
自信をもってただひたすらに買い続けることです。

まさに「継続は力なり」
今回の記事であなたにあった商品を
選んで頂けるようになれば嬉しいです!

ここまで読んで頂きありがとうございました!

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