投資経験の浅い初心者が新NISAで資産8桁到達するための秘訣を大公開
こんにちは、よしむねです!
新NISAという制度は2024年から始まり、
市場に大きな影響を与えるほどに成長しています。
そんな新NISAで始めて投資をするのであれば
間違いなくおススメは「投資信託」です
投資信託は下記のグラフでも分かるように
新NISAを利用している約2人に1人が購入しています。
ではどう判断してどれを購入したらいいの?
こう悩んでいるあなたに読んでほしい
記事となっていますのでぜひ最後までよろしくお願いします。
■ 新NISA、つみたて投資枠で買うならどう選ぶ?
新NISAのつみたて投資枠では、
長期の積立・分散に適した投資信託に投資できます。
その理由は、下記の記事でも紹介していますが
上記の様な理由があるからです。
しかし、令和6年5月現在、
つみたて投資枠で投資できる対象商品は、
232本(金融庁HPより)となっています。
その中からコレだ!と選ぶ基準はありますか?
誰かが買っているからコレにしよう。はダメですよ。
なぜなら投資は自己責任。
すべて失っても誰も責任は取ってくれません。
だからこそ何を選ぶ基準にするか。ここは押さえましょう。
無難に運用したいなら基準を大切にしよう。
1.信託報酬の安さ
そもそも投資信託には3つの手数料がかかります。それが、
つまり長期を前提に投資をする投資信託では
保有している間にかかる手数料は出来るだけ
安くすることが資産を拡大させる上でとても重要。
また、買う時と売る時の手数料については
無料となっているのが主流となっています。
ですので特に信託報酬は投資先を選ぶ上で
特に要注意しておきたいポイントです。
下記のグラフで示してある通り、
信託報酬0.5%と2.0%の違いでは
10年で約90万円もの差が出るという試算結果があります。
したがって信託報酬は安いモノを選ぶことが重要!
しかし、一体いくらから安いの?
この目安が無いと判断できませんよね。
それはズバリ、0.2%以下です。
一昔前はインデックスファンドの信託報酬が
0.6%〜0.8%のものが主流でしたが、今では0.2%以下が主流です。
すなわち僕たち長期投資をする投資家にとって
新NISAと合わさりとても有利な環境というわけです。
2.広範囲に分散されている
投資信託を選択している時点で
ある程度分散されているわけですが、
商品次第では大きな違いがあります。
例えば、日本株投資信託と全世界投資信託で考えると
・日本株投資信託=日本全体の良いとこ取り
・全世界株投資信託=世界の良いとこ取り
仮に日本が大不況に陥り、
日本全体が落ち込んだらどうですか?
日本株投資信託の方は間違いなく
購入価額より下がる事が想像できますね。
しかし全世界株投資信託に投資していた場合
日本が投資先から外され、他の国へと投資先を
移すだけでダメージはほぼ無いでしょう。
これが分散の力です。
特に長期投資は続けることが大事ですので
ここもしっかりと考えた上で選択したいポイントです。
ここでこう思われる方がいると思います。
「それだったら全世界一択なのでは?」
たしかにその通りでその考え方は8割正解です。
しかしあくまで投資。始めた目的は、
リスクを背負ってリターンを得ることです。
ですのでリスクだけを見るのではなく
リターンも見て判断していきたいですよね。
その結果が上記のグラフとなります。
緑の線で表している推移はS&P500やNYダウ指数です。
名前が難しいですがアメリカに投資していると考えてください。
このグラフから分かることは世界全体に投資するより
アメリカに投資をした方がリターンは良いという事です。
しかしこれは結果論であり、
この先この結果が永年続くとは誰も言えません。
つまり、投資先を選ぶ際にしっかり考えていきたい所は、
どの程度分散してどの程度のリターンを求めるか
ここのバランスが人によって向き不向きが出るポイントです。
過去のデータから性格別に投資先を分けると、
・とにかくお金が減るリスクは取りたくない。
→全世界に投資
・減ってしまう可能性よりも増える期待に掛けたい。
→アメリカに投資
僕が知識の無い状態でもう一度0から始めるとしたら
ココを理解した上で「全世界株」に投資をするでしょう。
あなたの保有資産や収支、性格であなたが決める。
これが大事です。分からないことは質問して
どんどん決断して資産を増やしていきましょう。
■ それぞれの投資信託の特徴
日本株投資信託
日本株投資信託(以後日本株投信)は
なんと言っても身近な企業ですので
情報が集めやすいメリットがあります。
そして昨今問題となっている「円高」「円安」
などの為替の影響を受けずらいというメリットもあります。
ですので資産の多くを外国資産で保有しているのであれば
リスクヘッジ(分散)に使えると考えてください。
ただし、
過去20年超の中で米国・世界株にリターンは負けています。
過去のデータから分析するとリターンでは負ける年が
多いという結果になっているのですが、
2024年から米国株より高いリターンを出す場面も
出てきました。したがって
Aさん: 米国株+日本株
Bさん: 米国株のみ
投資家AさんBさんがいたとすると、
今年リターンが大きいのはAさんとなります。
こういった理由から日本株投信に投資する
メリットもあると言えるのです。
米国株投資信託
まず大きなメリットとして、
過去20年間において最もリターンが高い。
その理由としては、
・Apple
・Microsoft
・Amazon
・Google
世界をリードする大手企業が集中している事です。
つまり、企業の高い成長が見込め、
それに伴い株価も上昇する傾向にあります。
その結果、投資家へのリターンも高いのです。
下記のグラフは米国の主要指数ですが、
長期間で見ると右肩上がりになっていて
新NISAを活用した長期投資ととても相性が良い。
長期にわたり徐々に企業が成長し、
・価額自体の上昇
・資産拡大による複利の効果
そして新NISAの非課税。
だからこそ米国株投信に投資する人が多いのです。
全世界株投資信託(オルカン)
全世界株投資信託(以下オルカン)は、
オールカントリー、略してオルカンと言います。
2024年に入り、特に話題となっているオルカン。
要因はインド株の上昇などいろいろありますが、
やはり、この投資信託一本で
世界中のあらゆる株式に分散投資できるという点。
これは「絶対に損をしたくない」という
日本人の国民性にとても向いていると思います。
例を交えて説明すると、2024年2月頃に
あるニュースが飛んできました。
それは、
オルカンの投資対象である中国株を8%減らす。
という内容でした。
中国は不動産バブル崩壊により
不況に陥っています。
このまま中国株に投資していても
リターンは見込めない。だから、
投資対象から中国株を外します。
かんたんに言うとこういったニュースです。
この投資対象変化により
・米国株 609銘柄→611銘柄
・インド株 131銘柄→136銘柄
・日本株 225銘柄→218銘柄
・中国株 765銘柄→704銘柄
となりました。
この結果が
なぜ日本人の国民性に向いているか
と言いますと、
リターンが望めない=損をしてしまう。
↓
だからメンテナンスをするね。
これをあなたや私は、
何もせずに勝手に自動で行ってくれる。
この安心感は
絶対に損をしたくない国民性に
向いていると思いませんか?
特に投資経験の浅いうちは、
こまめに購入した商品のグラフを
毎日見る人がいると思います。
その際に大きく値下がりしていたりすると
ショックで投資そのものをやめてしまう人がいます。
安心を取るならベストな投資対象と言えるでしょう。
新興国投資信託
まずは「新興国」とは?
ちなみに僕たちが住んでいる日本や、
先ほど解説したアメリカは先進国と言います。
新興国株と先進国株は真逆の性質を持ち、
必ずではありませんが、
イメージは上記の通り持つといいでしょう。
正直、投資経験の浅い人に
おすすめは出来ませんが、
なぜ新興国株の値動きが大きくなるのか?
ここは押さえておいて損はありません。
まずは、
値動きが大きい=成長性が高い
と考えてください。
そしてその成長性の高さは
「人口ボーナス」の存在です。
人口は、大きく2つに区分されます。
そのうち、
生産年齢人口が従属人口の2倍を超える状況を
人口ボーナス期と呼ばれています。
労働人口が多く、生産や消費が活発になる一方
高齢者が少ないため社会保障にかかる費用が抑えられ
経済が拡大一途をたどる状況と言えます。
まさに今のインドがそうですね。
働き手が多いから経済もぐんぐん伸びている。
ですが、リスクとリターンは表裏一体です。
リターンが見込めたとしても
やはり経験の浅いうちは新興国は
避けることをおすすめします。
■ まとめ
【つみたて投資枠で投資できる金融商品】
金融庁が「長期の積立・分散投資に適したもの」
と認めた一定の投資信託に限られている。
【投資信託を選ぶ際にはこの2つを意識しよう】
1.信託報酬が安い
→ 信託報酬の安さの目安は0.2%以下。
2.広範囲に分散されている
→ 分散させ過ぎるとリターンも落ちてしまう。
【日本株投信の特徴】
2024年に入り米国株より
リターンが高い場面も出てきたが、
長期目線ではあくまでリスクヘッジ(分散)。
【米国株投信の特徴】
世界をリードする大手企業が集中している。
企業の高い成長が見込め、
それに伴い株価も上昇する傾向にある。
その様な理由から
新NISAを活用した長期投資ととても相性が良い。
【全世界株投信の特徴】
この投資信託一本で
世界中のあらゆる株式に分散投資できる。
安心を取るならベストな投資対象と言えるでしょう。
【新興国投信の特徴】
新興国株のリターンの高さは人口ボーナスの存在。
たしかにリターンは大きいが、リスクも高く
投資経験の浅い初心者にはおすすめできない。
ここまで地域別の投資信託について
解説してきました。
色々と書いてきましたが、ずばり
投資経験の浅い初心者は「オルカン」から
始めるのが良いと思います。
まずは分散してから
「もう少しリターンを取っていきたい。」
などと個々のトッピングをしていく。
これが今現状でのベターな始め方と考えます。
オルカンの平均利回りは9.52%(2004年~2023年)
かなり辛口で利回り5%で計算しても
毎月3万円投資を続けることで17年6か月で
資産は8桁を超えてきます。
ですので大切なことは
あなたの性格にあった商品を
自信をもってただひたすらに買い続けることです。
まさに「継続は力なり」
今回の記事であなたにあった商品を
選んで頂けるようになれば嬉しいです!
ここまで読んで頂きありがとうございました!
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