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運命が選び始める


ちょうど1年前の今頃、私はある1人の方との出会いをきっかけにプログラミングスクールZeroPlusに入学しました。
悶々としていた2020年から、一気に人生が変わるきっかけとなった出来事です。



はじまり

ZeroPlusに入ったきっかけは、私が送った1通のDMでした。自己分析をしてプログラミングに興味を持った私は、情報収集のために色々な方とDMのやり取りやZoomをしました。そのうちの1人が、ZeroPlusを運営する株式会社TOMAPの藤野慎也さんです。

正直私はひねくれていたので、声を掛ける前から「絶対自分にメリットがないのに私に親身に相談に乗ってくれる人は、営利目的だから情報だけ盗もう」と思っていました。実際あからさまに営業や勧誘してくる人も居た中で、慎也さんは他の営業の方とは明らかに違いました。プログラミングの知見やスクールの魅力ではなく、とことん私に向き合ってくれたんです。

当時の私は、ネガティブで何もかも諦めて嘆いているだけの惰性人間でした。自分と現状を変えるために何かをしたいけど、努力の矛先が見つからない。いい訳ばかりを並べて、”無理”と”出来ない”しか発していなかったと思います。そんな悶々としている日常だったので、一番気分が落ちていた時期でした。

そんな私に慎也さんは、『私が将来どうなりたいか、そのために今から何をするか』を、一緒に考えながら私の人生に向き合ってくれました。やれば出来るなどの根性論や3ヶ月で案件が取れますなどの理想論を投げかけられていたら、当時の私は絶対に諦めていたと思います。慎也さんは厳しい現実も教えてくれた上で、あくまでプログラミングは手段としてどう活かしていくかを考えてくれました。そして、不安要素を全て取り除き、後は私が”プログラミングを頑張って、自分を変える”という決断をするだけにしてくれました。

なので、私は「有益なプログラミングの情報を教えてもらった」のではなく、『自分を変えるきっかけをもらった』と思っています。ZeroPlusに入ると決めた1番の決め手も、『慎也さんが言うことなら信じられる』と思ったからです。



脱皮

プログラミングという努力の矛先を見つけて、その後の半年はあっという間に過ぎていきました。振り返ってみると、本当にプログラミング漬けの生活だったなと思います。個人の案件やエンジニアのインターンなど、気付けばどんどん新しいことに挑戦している自分が居ました。

ZeroPlus受講中にも、多くの尊敬できる方に出会うことができました。同期だけど1つ上の大学3年生で、自分のやりたいことや目標に向かって日々挑戦している人に刺激を貰ったり。コミュニティーを通して仲良くなった2人と、一緒に切磋琢磨しながら相談にも乗って貰ったり。コロナで大学に通えていなかった中で、一緒に勉強したりご飯に行く仲間のような存在が出来たのは本当に嬉しかったです。

ZeroPlusでこんなにも頑張れたのは、自己分析や目標を慎也さんが始める前に明確にしてくれたからです。「プログラミングを頑張る」というよりも、『自分を本気で変える』という覚悟をする背中を押してくれました。慎也さんと話さずにZeroPlusに入っていたとしても、自分の選択に自信が持てず不安でよそ見ばかりしていたと思います。



夢を売る仕事

そして現在は、TOMAPで一緒に働かせていただいています。 

自分がTOMAPのメンバーになってからは、慎也さんのメンバーに対する優しさや営業力の凄さを日々感じています。今日までオフィスに居ても、中々話すタイミングを見つけることができませんでした。それは、営業チームのリーダーである慎也さんが、誰よりも自分のチームメンバーに寄り添っているからです。

TOMAPの営業部の方は、『クライアントが、どの選択をしたら一番幸せになれるのか』を真剣に考えています。会社のMissionである『すべての人に選択の自由を』を体現するべく、日々クライアントにも自分にも向き合っている姿を見て、刺激を貰ってばかりです。



恩送り

私の所属してるデザイナー部署に、最近新たに2人の方が入りました。そのうちの1人は、私の大学の友達です。その子は、デザインの道を諦めて普通の大学に入ったという私と全く同じ境遇を持っていました。それを知って「ZeroPlusに入って変わって、今はTOMAPでやりたかったデザインを頑張っている」という自分の話をしたら、その子はZeroPlusに入学することを決めてくれました。更にTOMAPのデザイナー部署の募集にも受かって、これから一緒にデザインをやれることになったんです。

1年が経って私は、誰かにきっかけを提供する側になることが出来ました。″恩送り″を大切にしている慎也さんに恩返しが出来たことは、自分がZeroPlusでやりきった達成感よりも遥かに嬉しかったです。

最近はデザインはもちろんのこと、TOMAPやZeroPlusのお陰で変われた私が会社に貢献出来ることは何かを考えるようになりました。自分のことでいっぱいいっぱいだったのに、他の人に自分が出来ることを考えるようになっています。マズローの欲求5段階説でいうと、「尊厳欲求」から「自己実現欲求」に視座が変わってきているなと感じます。また最近になって、やっと自分の成長を感じられるようになりました。提出したデザインに良いフィードバックを貰えたことや、お世話になった方に別人になったねと言っていただいたことを素直に喜べるようになってきています。

今は出来ることとして、営業部の方と積極的にコミュニケーションを取ったり、新人の方にサービスを体験したユーザー側として私の話をしたりしています。
今後は、『現状にもやもやしていて、自分を変えたい』と思っている人の、背中を優しく押してあげられる人になりたいです。



これから

私は高校生の時の進路選択で、クリエイティブ系なんて私には絶対無理だと早々にデザインの道を諦めました。そして、とりあえず楽しそうなマーケや企画を志望のよく居る経済学部生の1人でした。

そんな私が、現在は″デザイナー″として働いています。
また、一番挑戦的な選択であろう、″デザイナー″としての就活を始めようとしています。

自分のことが大嫌いで、自信もない。他人に空っぽ人間だとバレるのが怖くて、最大限自分の話はしない。人見知りでコミュニケーション能力皆無だった。そんな私が、人と積極的にコミュニケーションを取って吸収したいと思えるようになりました。今では、『1年あればこんなに変わるんだよ』と知ってもらうために、過去の自分をどんどん晒していきたいとすら思っています。

心から信頼できるメンバーが居て学びの多い現在の日常は、去年の今頃に自分が思い描いていた理想の生活です。当時の自分に、やりたいことを極めるのに忙しい毎日を送っているよと言っても信じてくれないと思います。今でもぱちっと夢から覚めて、急に元の生活に戻ってしまうのではないかと怖くなる時があります。不安症は、相変わらず健在です笑。

あの時DMしたのは、本当にただの偶然です。
でも、勝手に運命だと思ってます。
慎也さんは、私の人生を救ってくれた恩人です。
冗談抜きで、おばあちゃんになっても忘れません。

こんな恥ずかしいこと言えるタイプではなかったのに、私も愛の強いTOMAPに染まってきているみたいです笑。

これからもTOMAPや慎也さんに恩返し出来るよう頑張ります!



noteタイトル

noteのタイトルは、欅坂46の『制服と太陽』という曲の歌詞です。

先日、櫻坂46渡邉理佐の卒業コンサートに行ってきました。私は乃木坂46が好きなので、欅坂46は結成されると発表された頃から見ています。その中でも推していた渡邉理佐が、7年のアイドル活動に幕を下ろしました。象徴であった平手友梨奈の卒業を機に欅坂46は終止符を打ち、現在は櫻坂46と改名して活動しています。そのため、改名と同時に欅坂46の楽曲も封印されました。

しかし、渡邉理佐は1期生として1からグループを創り上げた、欅坂46に思入れが強いメンバーです。好きな曲も、ずっと欅坂46の『二人セゾン』を挙げていました。私も、欅坂と櫻坂の中で一番好きな表題曲は『二人セゾン』です。また、『二人セゾン』のシングルに収録されている『制服と太陽』は、高校1年生だった当時に何度も救われていた思い出の曲です。その欅坂楽曲が、このコンサート限定で復活しました。あれから7年が経ったと考えると、自分も大人になったなと感慨深いものがあります。

漠然とした将来への不安と光が見えない未来への絶望を抱きながら生活していた2017年の私に、”行動すれば現状から抜け出せること”と”未来は最高に輝いている”ことを教えてあげたいです。

そして、これからも”自分が10代の時に必要だった大人”を目指して、日々を生きていきたいです。


いつもの教室に親と教師と私 重苦しい進路相談のその時間
大学へ行くか? やりたいことはあるか?
今ここで決めなきゃいけないのかなあ

窓の外を鳥が横切ってく
迷うことなくどこを目指してるんだろう 希望

制服は太陽の匂いがする スカートは風に広がる
何十回 何百回 校庭を走り回り
自由な日々 過ごして来た
これから先の夢は いつの日にかわかって来る
生き方なんて誰からも指導されなくたって
運命が選び始める
欅坂46 『制服と太陽』



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