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世界各国の紙幣
どうも、ちきゅう探検家のくぬるぷです。
今回は世界各国の紙幣の紹介です。
私は海外旅行してもお土産なんか買わないので、
代わりに訪れた全ての国で1枚ずつ
紙幣を持ち帰っていました。
それがヘッダーの写真です。
数えてみたら151枚ありました。
キューバの通貨は2020年まで2種類あったので、
キューバの紙幣は2枚ありますが、
それ以外は全て別々の国から持ち帰った物です。
ただし、私が訪問した時点での通貨ですので、
マルタやバルト三国など現在はユーロ圏の
旧紙幣も含んでおりますが。
この中から
人物部門 5枚
動物部門 5枚
世界遺産部門 5枚
と、最後にあの紙幣も紹介します。
人物部門
ユーゴスラビア(セルビア)
![](https://assets.st-note.com/img/1689681173372-KYcvXodUUR.jpg?width=800)
2000年に発行された紙幣です。
ほぼセルビアでしか使用されていない筈ですが、
数年後にはモンテネグロも独立し、
通貨はセルビア・ディナールになった為、
数年間しか流通してない割とレアな紙幣かも?
描かれているのは出自がセルビアのニコラ・テスラ。
テスラ(磁束密度の単位)の定義の公式も載っていて
カッコいいですね。
キューバ
![](https://assets.st-note.com/img/1689681691778-ukslrGiecJ.jpg?width=800)
チェ・ゲバラ
日本にも一応2000円札があり
20ドル紙幣とか20ユーロ紙幣とか
2がつく紙幣は珍しくないのですが、
3を単位とする紙幣はこれ以外に知りません。
使いにくいのか、この紙幣は余り手に入りません。
それも、ここまで状態の良い物を
探すのには苦労しました。
私は3ペソ紙幣を20枚以上入手しましたが
ほぼ友人に贈ったので、
手元にはこれ1枚しか残っていないです。
アゼルバイジャン
![](https://assets.st-note.com/img/1689682455024-2kCUYdZuAY.jpg?width=800)
余り有名じゃないかも知れませんが
詩人のニザーミーです。
個人的に好きなので。
スイス
![](https://assets.st-note.com/img/1689682569769-yxeY9SCrNB.jpg?width=800)
この人物は誰だか分かりますでしょうか?
実は建築家のル・コルビュジエです。
主に活躍したのはフランスですが、
生まれはスイスなんですよ。
トルクメニスタン
![](https://assets.st-note.com/img/1689682779759-OY1Q8auUxK.jpg?width=800)
紙幣で人物紹介するなら
このヒトを挙げないわけにはいかないでしょう。
トルクメニスタン初代大統領ニヤゾフです。
17年に渡る政権を築いた独裁者でした。
自己主張が激しい方だったので、
少額紙幣を除き、お札の肖像はほぼニヤゾフ。
街中にもニヤゾフの看板や像があちこちに。
金のニヤゾフ像までありました。
動物部門
マダガスカル
![](https://assets.st-note.com/img/1689683406302-O973Lc8i7K.jpg?width=800)
左側に大きく描かれているのは
クロシロエリマキキツネザル(𝘝𝘢𝘳𝘦𝘤𝘪𝘢 𝘷𝘢𝘳𝘪𝘦𝘨𝘢𝘵𝘢)
キツネザル下目に属するサルは
本種を含めて5科15属107種の全てが
マダガスカルに固有です。
ナミビア
![](https://assets.st-note.com/img/1689683919169-zBGeLT1GnE.jpg?width=800)
スプリングボック(𝘈𝘯𝘵𝘪𝘥𝘰𝘳𝘤𝘢𝘴 𝘮𝘢𝘳𝘴𝘶𝘱𝘪𝘢𝘭𝘪𝘴)
アンゴラ、ナミビア、ボツワナ、南アに
分布する羚羊です。
シカ科ではなく、ウシ科の動物です。
トリニダード&トバゴ
![](https://assets.st-note.com/img/1689684241733-eNLEuwD054.jpg?width=800)
左側に描かれているのは
トリニダード&トバゴの国鳥のひとつ
ショウジョウトキ(𝘌𝘶𝘥𝘰𝘤𝘪𝘮𝘶𝘴 𝘳𝘶𝘣𝘦𝘳)
首都ポートオブスペインの
エンペラー・バレー動物園でも観られます。
ワキアカヒメシャクケイ(𝘖𝘳𝘵𝘢𝘭𝘪𝘴 𝘳𝘶𝘧𝘪𝘤𝘢𝘶𝘥𝘢)も
国鳥のようです。
ブラジル
![](https://assets.st-note.com/img/1689685214176-I9lubMINfR.jpg?width=800)
ウミガメの1種
タイマイ(𝘌𝘳𝘦𝘵𝘮𝘰𝘤𝘩𝘦𝘭𝘺𝘴 𝘪𝘮𝘣𝘳𝘪𝘤𝘢𝘵𝘢)
ウミガメは全部で7種が知られますが、
ヒラタウミガメ(𝘕𝘢𝘵𝘢𝘵𝘰𝘳 𝘥𝘦𝘱𝘳𝘦𝘴𝘴𝘶𝘴)
以外の6種は絶滅危惧種となっています。
ヒラタウミガメは情報不足で
評価されていないだけなので、
実質的は全種が絶滅の危機にあります。
セーシェルの紙幣にもタイマイは載ってました。
コモロ
![](https://assets.st-note.com/img/1689685897343-0VOzftsGkX.jpg?width=800)
コモロシーラカンス(𝘓𝘢𝘵𝘪𝘮𝘦𝘳𝘪𝘢 𝘤𝘩𝘢𝘭𝘶𝘮𝘯𝘢𝘦)
説明不要ですね。
世界遺産部門
エジプト
![](https://assets.st-note.com/img/1689686447779-Y4kqmNRKm6.jpg?width=800)
まずは有名どころ
アブ・シンベル大神殿
ウズベキスタン
![](https://assets.st-note.com/img/1689686674270-xFpRXsagXU.jpg?width=800)
サマルカンドのレギスタン広場です。
1994年に発行された50スムは
私が訪れた時点でも5円程度の価値で、
皺くちゃな物ばかりだったのですが、
奇跡的に状態の良い紙幣を発見できました。
シリア
![](https://assets.st-note.com/img/1689689537651-tdRREo0tHV.jpg?width=800)
ローマ劇場なのは分かりますが、
パルミラじゃなくてボスラの方かな?
ちょっとこれは自信無いです。
ボスラは私も行った事ないので。
セーシェル
![](https://assets.st-note.com/img/1689690104012-qKxaI8ow2s.jpg?width=800)
中央の植物は
オオミヤシ(𝘓𝘰𝘥𝘰𝘪𝘤𝘦𝘢 𝘮𝘢𝘭𝘥𝘪𝘷𝘪𝘤𝘢)
だと思いますので、
プララン島の
ヴァレ・ド・メ自然保護区の物です。
お隣のキュリューズ島でも観られますけどね。
オオミヤシは別名フタゴヤシとも言います。
世界遺産検定とか受けた方は
フタゴヤシと憶えていらっしゃるのでしょうか?
イエメン
![](https://assets.st-note.com/img/1689690520474-iyiccuhb3S.jpg?width=800)
シバームの旧城壁都市です。
通称「砂漠の摩天楼」ですね。
以上、世界遺産部門でした。
私はボスラ以外は訪れたことがあります。
最後に紙幣と言えばこの国
ジンバブエ
![](https://assets.st-note.com/img/1689690792176-ubiKm1eMrp.jpg?width=800)
2005年に訪問した時に入手した
最初に発行された100ジンバブエ・ドル紙幣です。
当時5000Z$は小切手が発行され、
それが通貨代わりに使用されていました。
それも、使用期限が2004年と書かれているのに
お構いなしに通貨として使われていました。
2008年には100000000000000Z$(100兆)紙幣が
発行されているので、インフレ率のヤバさが
伝わるのではないでしょうか?
しかも2006年に3桁の切り下げが行われているので
この100Z$の1000兆倍の紙幣が
わずか3年後に発行されているということです。
100000000000000Z$紙幣は面白いので
ネットオークションとかで売られていましたので、
今となっては少額紙幣の方がレアかもしれませんね。
ちなみに歴史上で最も額面の桁が多い紙幣は
1946年にハンガリーで発行された
100000000000000000000ペンゲー紙幣だそうです。
1垓です。
今回の記事はここまでです。
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