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世界各国の紙幣

どうも、ちきゅう探検家のくぬるぷです。

今回は世界各国の紙幣の紹介です。
私は海外旅行してもお土産なんか買わないので、
代わりに訪れた全ての国で1枚ずつ
紙幣を持ち帰っていました。
それがヘッダーの写真です。
数えてみたら151枚ありました。
キューバの通貨は2020年まで2種類あったので、
キューバの紙幣は2枚ありますが、
それ以外は全て別々の国から持ち帰った物です。
ただし、私が訪問した時点での通貨ですので、
マルタやバルト三国など現在はユーロ圏の
旧紙幣も含んでおりますが。

この中から
人物部門 5枚
動物部門 5枚
世界遺産部門 5枚
と、最後にあの紙幣も紹介します。

人物部門

ユーゴスラビア(セルビア)

100ユーゴスラビア・ディナール

2000年に発行された紙幣です。
ほぼセルビアでしか使用されていない筈ですが、
数年後にはモンテネグロも独立し、
通貨はセルビア・ディナールになった為、
数年間しか流通してない割とレアな紙幣かも?
描かれているのは出自がセルビアのニコラ・テスラ
テスラ(磁束密度の単位)の定義の公式も載っていて
カッコいいですね。

キューバ

3キューバ・ペソ

チェ・ゲバラ
日本にも一応2000円札があり
20ドル紙幣とか20ユーロ紙幣とか
2がつく紙幣は珍しくないのですが、
3を単位とする紙幣はこれ以外に知りません。
使いにくいのか、この紙幣は余り手に入りません。
それも、ここまで状態の良い物を
探すのには苦労しました。
私は3ペソ紙幣を20枚以上入手しましたが
ほぼ友人に贈ったので、
手元にはこれ1枚しか残っていないです。

アゼルバイジャン

500アゼルバイジャン・マナト

余り有名じゃないかも知れませんが
詩人のニザーミーです。
個人的に好きなので。

スイス

10スイス・フラン

この人物は誰だか分かりますでしょうか?
実は建築家のル・コルビュジエです。
主に活躍したのはフランスですが、
生まれはスイスなんですよ。

トルクメニスタン

5000トルクメニスタン・マナト

紙幣で人物紹介するなら
このヒトを挙げないわけにはいかないでしょう。
トルクメニスタン初代大統領ニヤゾフです。
17年に渡る政権を築いた独裁者でした。
自己主張が激しい方だったので、
少額紙幣を除き、お札の肖像はほぼニヤゾフ。
街中にもニヤゾフの看板や像があちこちに。
金のニヤゾフ像までありました。

動物部門

マダガスカル

1000マダガスカル・アリアリ

左側に大きく描かれているのは
クロシロエリマキキツネザル(𝘝𝘢𝘳𝘦𝘤𝘪𝘢 𝘷𝘢𝘳𝘪𝘦𝘨𝘢𝘵𝘢)
キツネザル下目に属するサルは
本種を含めて5科15属107種の全てが
マダガスカルに固有です。

ナミビア

10ナミビア・ドル

スプリングボック(𝘈𝘯𝘵𝘪𝘥𝘰𝘳𝘤𝘢𝘴 𝘮𝘢𝘳𝘴𝘶𝘱𝘪𝘢𝘭𝘪𝘴)
アンゴラ、ナミビア、ボツワナ、南アに
分布する羚羊です。
シカ科ではなく、ウシ科の動物です。

トリニダード&トバゴ

1トリニダード&トバゴ・ドル

左側に描かれているのは
トリニダード&トバゴの国鳥のひとつ
ショウジョウトキ(𝘌𝘶𝘥𝘰𝘤𝘪𝘮𝘶𝘴 𝘳𝘶𝘣𝘦𝘳)
首都ポートオブスペインの
エンペラー・バレー動物園でも観られます。
ワキアカヒメシャクケイ(𝘖𝘳𝘵𝘢𝘭𝘪𝘴 𝘳𝘶𝘧𝘪𝘤𝘢𝘶𝘥𝘢)も
国鳥のようです。

ブラジル

2ブラジル・レアル

ウミガメの1種
タイマイ(𝘌𝘳𝘦𝘵𝘮𝘰𝘤𝘩𝘦𝘭𝘺𝘴 𝘪𝘮𝘣𝘳𝘪𝘤𝘢𝘵𝘢)
ウミガメは全部で7種が知られますが、
ヒラタウミガメ(𝘕𝘢𝘵𝘢𝘵𝘰𝘳 𝘥𝘦𝘱𝘳𝘦𝘴𝘴𝘶𝘴)
以外の6種は絶滅危惧種となっています。
ヒラタウミガメは情報不足で
評価されていないだけなので、
実質的は全種が絶滅の危機にあります。
セーシェルの紙幣にもタイマイは載ってました。

コモロ

1000コモロ・フラン

コモロシーラカンス(𝘓𝘢𝘵𝘪𝘮𝘦𝘳𝘪𝘢 𝘤𝘩𝘢𝘭𝘶𝘮𝘯𝘢𝘦)
説明不要ですね。

世界遺産部門

エジプト

1エジプト・ポンド

まずは有名どころ
アブ・シンベル大神殿

ウズベキスタン

50ウズベキスタン・スム

サマルカンドのレギスタン広場です。
1994年に発行された50スムは
私が訪れた時点でも5円程度の価値で、
皺くちゃな物ばかりだったのですが、
奇跡的に状態の良い紙幣を発見できました。

シリア

100シリア・ポンド

ローマ劇場なのは分かりますが、
パルミラじゃなくてボスラの方かな?
ちょっとこれは自信無いです。
ボスラは私も行った事ないので。

セーシェル

10セーシェル・ルピー

中央の植物は
オオミヤシ(𝘓𝘰𝘥𝘰𝘪𝘤𝘦𝘢 𝘮𝘢𝘭𝘥𝘪𝘷𝘪𝘤𝘢)
だと思いますので、
プララン島の
ヴァレ・ド・メ自然保護区の物です。
お隣のキュリューズ島でも観られますけどね。
オオミヤシは別名フタゴヤシとも言います。
世界遺産検定とか受けた方は
フタゴヤシと憶えていらっしゃるのでしょうか?

イエメン

50イエメン・リアル

シバームの旧城壁都市です。
通称「砂漠の摩天楼」ですね。

以上、世界遺産部門でした。
私はボスラ以外は訪れたことがあります。

最後に紙幣と言えばこの国

ジンバブエ

100ジンバブエ・ドル

2005年に訪問した時に入手した
最初に発行された100ジンバブエ・ドル紙幣です。
当時5000Z$は小切手が発行され、
それが通貨代わりに使用されていました。
それも、使用期限が2004年と書かれているのに
お構いなしに通貨として使われていました。
2008年には100000000000000Z$(100兆)紙幣が
発行されているので、インフレ率のヤバさが
伝わるのではないでしょうか?
しかも2006年に3桁の切り下げが行われているので
この100Z$の1000兆倍の紙幣が
わずか3年後に発行されているということです。
100000000000000Z$紙幣は面白いので
ネットオークションとかで売られていましたので、
今となっては少額紙幣の方がレアかもしれませんね。

ちなみに歴史上で最も額面の桁が多い紙幣は
1946年にハンガリーで発行された
100000000000000000000ペンゲー紙幣だそうです。
1垓です。

今回の記事はここまでです。
ここまでお読み頂き本当にありがとうございました。
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