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子どもアレルギーは仕方ない、だって夫婦でアレルギーだから

食物アレルギーの子どもたちが多くなっていることは、子どもに携わるみんなが気づいてる。が、昔(今の子どもの親世代が子どものころ)に少なかったのかというとそうでもない気がする。

自分も妻もアレルギー持ちの辛い幼少期を過ごした。(妻は今でも辛い思いをしている)当時の治療は、食べないようにする除去は卵くらいで、他のものに食物アレルギーがあると今ほど細かくわからなかったと思う。だから、食べていることが原因だとも知らずに食べて、ステロイドをたくさん塗って、それでもよくならなくて、かきまくって血だらけになって...1日の1/5くらいはかゆいと書いていたような気がする。それににたような痒い友だちが身近にいたような気もする。

家で親に「かゆいよ〜」と嘆いても「書いちゃダメ!」と言われ、イライラされるだけで、家族全員そのイライラが伝染しすごいことになったような覚えすらある。

妻の子どもの頃を聞いても、妻の両親は温和な人柄だからイライラ伝染病にかかることはなかったというが、かいてもらっても気持ちいいと思ったことはない。と言っていたし、漢方薬いろいろな医者、自然療法みたいなものも試したようだ。だが、一向に治らなかった。

そりゃそうだ、アレルギー反応を起こすものを口から体に入れているんだもん。いくら薬を塗ったっていたちごっこ。でも大切なのは、子どもの頃にいかに発症させないか。ここを逃すと妻のように一生付き合うことになりかねない。

そんな私たち親から生まれた子どもたちは食物アレルギーがあるに決まっている。だからこそ、同じ思いをさせない治療を淡々と当たり前のように探した。

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