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天職はどこにある?

仕事とは、生きていくために必要な要素の一つです。
ですが、ただ単にお金を得るための手段ではない、と僕は思います。

例えば、貧しいAさんと豊かなBさんが居るとしましょう。

貧しいAさんは「仕事とは、給料が高ければ高いほど、その仕事に対する価値がある。即ち、良い仕事だ。」と思っています。
裏を返せば、Aさんは今まで高い給料をもらったことが無いので、高い給料に憧れを持っているのでしょう。

一方で、豊かなBさんは「世の中に対し、自分の持っている知識や能力を用いて、いかに多くの価値を生み出すことができる仕事こそ素晴らしい。」と思っています。
だから雇用形態や給料の額も気にしません。

つまりBさんは、自分は世のため人のために何ができるのか、自分の得意を生かしていかに多くの人を幸せにできるか、ということを考えているのです。

Aさんは目先のお金や生活に固執する一方、Bさんは自分の天職とは何なのか、どうすれば見つけられるかを真剣に考える人だと言えるでしょう。

進路やキャリアを決める上でも、自分の得意・不得意を客観的に見ることは大切です。実際に僕たちも、自分の長所を最大限に生かす仕事は何かを考え、選んできたはずです。

自分の長所や持ち味を生かし、世のため人のためにできること、やるべきことを見つけてそれに没頭する。これを社会では「天命」とか、「天職」なんて呼んだりします。

自分の得意を最大限に発揮し、心から打ち込めることで社会から、人から求められる存在となる。
そうして実績を積み重ねていくうちに、その会社やその業界で唯一無二の存在価値を発揮する。
それこそがその人にとっての天職です。

人によってそれぞれの天職は異なりますが、最も重要なことはただ一つ。
それは、天職は偶然なラッキーから見つかるものではなく、自ら手に入れようと努力して初めて見つかるものだということです。

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