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何のために学ぶのか?

最近、新聞でもよく取り上げられている、リスキリング(Reskilling)。
職業能力の再開発や再教育のことで、新しい職業に就くために、あるいは今の職業で必要とされるスキルを獲得することを意味します。

僕自身は学校やセミナーには通ってはいないものの、本を読んだりネットで気になることを調べたり、日々の情報収集や学びの機会を設けるように意識づけています。
自分の知らない世界を知ることって楽しいですし、タメになることが多いです。新しい情報を得ることで、面白いアイデアや解決策を思いついたりすることもあります。

でも、大人になってから学ぶことの大切さって、いくら周りから教えられたとしても、自分自身で体験して何かを習得しなければ、本当の大切さを感じることは難しいです。
実際、学ぶ大切さを語る言葉や本は数多くありますが、何のために学ぶのか?その“何故”に触れる機会は極めて少ないように思います。
僕が経営者の会に参加したときに出会い、印象に残った言葉を紹介します。

「己がすべきことを知るために自分の役割を知るために何のために命を使うのか知るためにそれを知るために、人は学ぶ」

物事の本質を知って、初めて本当の学びになる。そう改めて気づき、心から共感した言葉です。

毎日の生活や仕事においても、何故それをやるのか?という意味や目的を理解してこそ、初めて人は学ぶことができます。

最初から正しい答えを導き出すのではなく、何故それをやるのか?どんな目的や意味があるのか?そうやって自分の中で自問自答しながら思考を繰り返す。そうすれば、一つひとつの出来事が自分にとって意味ある学びに繋がるのではと思うのです。

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