見出し画像

冷静さを保つ方法

人間は誰しも感情があって、感情的な衝動に駆られることがあります。
冷静で在ろうとしても、時として感情的になってしまう場面って、僕も勿論のこと、皆さんにもきっとあるのではないかと思います。

先日読んだ本の中に冷静さを保つための非常に良いヒントがあったので、是非皆さんにも紹介したいと思います。
まず「冷静な人」とは、物事に対して客観的な視点で判断を下し、感情
で判断を歪めることがない人
を意味します。
つまり、自分の心の中が常に平穏を保っていて、感情に揺さぶられることがないということです。

実を言うと、心の平穏とは「自分の心の中だけの出来事」であり、周りの状況はあまり関係ないのです。
たとえ同じ状況下にあったとしても、心の平穏が乱されるAさんと、乱されないBさんが居たりします。要するに、心を乱すのは置かれている状況や環境ではなく、その人自身の心の持ちようなのです。

とは言え、僕たち人間にとって感情をコントロールすることは決して容易ではありません。
僕だって怒ることもあれば、悲しむことだってあります。でも、「自分の感情」と「周りの状況」って、それぞれが独立した状態にあるのです。
つまりは、自分の感情がどうなろうと、周りの感情は変わらないということ。
だとすれば、いちいち環境に合わせて自分の感情を惑わされる必要は無いですよね。

ちなみに、僕が心を保つ上で基本としているのが「他人は変えられない」という考えです。
唯一変えられるのは環境に対する自分自身の感じ方であり、感情だということ。シンプルなんですけど、実はこれが最も重要です。
自分と相手との考え方が合わないからといって、相手を説得したり責めたりしてはいけません。

では、そういった場合はどうやって対応するのがベストでしょう?
それは、我慢できるなら自分が下がって、我慢できないなら黙って自分が相手から離れれば良いだけ。ね、簡単でしょ。
自分も相手も大人であるならば、これが最も大人で、最良な対応だと僕は考えます。
自分が大人なら説教されたくないですし、その思いはきっと相手も同じはずですから。


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?