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世界のピザの常識について(ブラジル)

前回に引き続き、ピザの話。

今度はブラジル。

ブラジルの人って、きっとお得なことが好きなんだと思う。
ハンバーガーを1つ買えば、別途スーパーの袋にパンパンに入れられた小袋のマヨネーズ、ケチャップ、マスタードがもらえたり(ハンバーガーの1/3の料金は調味料に払っているんじゃないかな・・・)、バイキング形式で色々と食べ物を選んだ後に、お皿の重さで食べ物の金額が決まるポルキロっていうレストランが人気だったり、場所によってはアイスクリームに乗せるトッピングを好きなだけかけさせてくれるアイスクリーム屋さんもある。

そんなブラジルのピザは、逆に味を選ぶ消費者のセンスが問われるピザなのだ。

と言うのも、ピザの味ごとに値段が決まっていて、もしピザを4等分して全て別の味にしたければ、それも可能。しかも、味の種類がすごく豊富でチョコレートと練乳たっぷりのデザートピザまである。(写真はGoogleから)

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と言うことは、(金額は適当に日本的な感覚にすると)
マルゲリータ(400円)+クアトロフォルマージュ(600円)+チョコバナナ(500円)+スパイシーチキン(500円)=1枚2000円みたいなことがあり得るってこと。

でもこれ問題なのは、チョコレートピザの横にマルゲリータなんて並んじゃうと、作る人の雑さ加減や配達間の揺れ具合で、甘いのと塩っぽいものが一緒になっちゃうことがある。1枚でデザートまで食べれるなんてすごくお得だけど、チョコレートに侵食されたマルゲリータは個人的には嫌だ・・・。(笑)

ピザとは、チーズとお肉がのったパンっていう固定概念をバシバシっと切り裂いてくれる南米のピザ。でも、確かにピザ生地は味のないパンなんだから、どうやって食べても美味しいよね。イタリア人に頭上がりません。世界中でピザ屋が無い国なんてあるのかな・・・。




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