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真・神の血に溺れる~ヴィンライフ・サガのオマケ 7月第3週 反腐海戦線

 カクヨムで連載中の農業ワインエッセイ『真・神の血に溺れる~』のオマケ画像です。
 読みに来てくださった皆様ありがとうございます。
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 前回は傘かけについて語りましたが、これで一安心とならないのが日本の梅雨という時期。
 今回はこの時期に暗躍する厄介な奴らを紹介していきます。

 ところどころ黒ずんでいますよね。
 これがべと病にやられたブドウの実たちです。
 このまま放っておくと感染が広がりますので見つけ次第除去していきます。

べと病にやられた房 Before

 サクサクっと取りましたが、これでも五分五分です。
 大丈夫だったらいいな、という程度です。

After

 で、こうなったら手遅れです。
 べと病にうどんこ病、白いカビの菌糸が房全体に広がっていますよね?
 残念ながら房ごとボッシュートです。

病果まみれのブドウたち

 これだけ手間暇かけても病原菌たちは容赦なく襲いかかってきます。
 日本でワイン用ブドウをやろうと思ったら、農薬は必須だなと実感しています。
 元々は外来種、日本で誕生したわけではないので当然でしょうね。

 無農薬でワイン用ブドウをやろうものなら腐海が誕生するでしょうが、それだけは避けたいですね。

 で、農薬を撒きましたが、天気予報が外れて突然の雨、天候が安定しないということはそれだけで農業にとっては致命的なリスクになるということです。
 
 効果は減ったでしょうが、その後の経過を見ると効いていないことはなさそうでした。
 ホッと一安心といったところでしょう。

 農薬を撒くと風圧で、こんな感じでマリリンモンローみたいにまくれ上がっていることが多々あります。
 見回りと同時に直してあげないといけないので、手間がかかります。
 何か良い方法はありませんかね?

マリリンなブドウ


直しました

 今回の報告は以上です。


今回の神の血はジヴリ村から


合わせるは、王蟲風ミートソースのラザニアのほうれん草巻き

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