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愛するクラブがくれたもの【4】

V・ファーレン長崎を愛するサポーターの方からお話を伺い、応援することで得たもの、楽しさを多くの人に広める「愛するクラブがくれたもの」。
第4回は「Asahi」さんよりいただいたお話です。

V・ファーレンは人生の判断を変え得る…!
また、関東でV・ファーレンを応援している方は下記のリンクよりぜひ参加してみてはいかがでしょうか。

上京して気付いたV・ファーレンの魅力

私は大学進学で上京してからV・ファーレンを熱く応援し始め、1度は帰りたくないとさえ思っていた地元を愛するようになり、ついには長崎へUターン就職を決意しました。

以前長崎に住んでいた際はあまり地元に魅力を感じられず、都会で暮らしたいと考えていました。
V・ファーレンに対しても、友人に誘われ3階席から俯瞰して見る程度の熱量。

そんななか、上京後の2021年のGWでした。
地元から家族が来ていたタイミングで、近くでV・ファーレンの試合があることを知り、誘われて軽い気持ちで見に行くことにしました。
第11節・ケーズデンキスタジアム水戸でのアウェイ・水戸戦です。

この試合で初めてゴール裏にて観戦したのですが、応援席のあちこちから長崎弁の会話が聞こえ、ピッチには長崎出身の選手が必死に戦う姿がありました。
方言にすごく懐かしさを感じ、目の前で選手が必死に戦う姿に感動しました。

大学進学と上京。新しく慣れない環境で生活している中、どことなく安心感を感じたことを覚えています。
地元にいる時は方言が当たり前で、方言の良さなど全く意識していなかったため、初めての感情でした。

ちなみに、この試合は現地に着いた時は快晴でしたが、ハーフタイム辺りから天候が悪化し雨と雹が降り始めて試合が中断。とても濃い経験でした(笑)

関東で長崎サポが交流できる場の立ち上げ

この試合を機に、どんどんV・ファーレンにのめり込んでいきました。
現在では、近場のアウェーゲームにはほぼ毎回参戦。また、時間に余裕がある際は長崎に帰り、トラスタでも応援しています。

また、関東でV・ファーレンを応援する人たちが気軽に交流できる場を作りたいという想いから、都内を中心に「長崎サポフットサル会in関東」を立ち上げました。

この会をきっかけに、参加者同士で観戦仲間になったり顔見知りになったりしたら嬉しいなと思い、開催・運営しています。

これまでにフットサル会を6回開催しており、夏から秋にかけて第7回目の開催を計画しています。
最近ではご家族で参加してくださる方も増え、大人の参加者が疲れた時には子供達にたくさん走ってもらっています(笑)

人生に刺激を与えてくれた長崎への恩返し

これらの形でV・ファーレンの応援を続ける中、より多くの試合を現地で観たい、自分の人生に刺激を与えてくれた長崎に恩返ししたいという想いは強くなる一方。
そして、ついには長崎県内の企業への就職を決めました。

1度離れて感じる長崎の魅力は、豊かな自然と、市街地が近く共存する文化です。
関東だと1つの観光地を目的地として遊びに行くことが多いのですが、長崎では自然を感じられるエリアと買い物をするエリアが近いので、合わせて1つの街として楽しめる環境だと思います。

また、スタジアムシティの開業も楽しみで、きっと地元に帰ってよかったと思えるんだろうなと、今からワクワクしています。

来年春からは、スタジアムシティを中心に生まれ変わった長崎で、仕事もサポーター生活も充実させていきたいと思っています!

「長崎サポフットサル会in関東」は誰でも参加可能!

なお「長崎サポフットサル会in関東」は、現参加者の知り合いでなくても参加可能です。
サッカーやフットサルの初心者・未経験者の参加も多く、大歓迎です。

私も経験はなかったのですが、経験者のプレーを間近で見られたり、一緒にボールを蹴られたりしてとても楽しいです。
直近の開催では交代で休んでいるメンバーがチャントを歌ったり、ゴールパフォーマンスが派手になったりと、より全力で楽しんでいます(笑)

Xのアカウント(@futsal_vvn)にて告知を行っています。多くの方の目に届くことを願っています。

フットサル会の様子。関東とは思えない姿だ(Asahiさん提供)

私が長崎県内で就職した後も、一緒に運営を行っている友人が会を続けてくれる予定です。
長崎から離れた地でも、応援の場を盛り上げる活動が行われていることを、多くの方に知っていただければ嬉しいです!

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