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吉野敏明さんの新著「医療という嘘」④/3章ロックフェラー医学と失われていく大和魂①

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■前回のお話

続きものなので、全体を通して読んでいただけると理解が深まりますよ(^.^)

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①幕末から昭和、諸外国からの圧力は勢いを増す


江戸時代は日本をまもるためにキリスト教を禁止していた。欧米列強はキリスト教の布教を隠れ蓑に日本を植民地化しようとしていたのだ。特に警戒していたのがロスチャイルド家だった。

ロスチャイルド家はあらゆる戦争をビジネスチャンスとしていた。イギリスはインドでケシを栽培し、それから麻薬であるアヘンを清国商人へ売って巨額の利益を得ていた。それが切欠で起きたのがアヘン戦争だ。

アヘン貿易でロスチャイルド家とエージェント契約していたのがジャーディン・マセノン商会だ。

ジャーディン・マセノン商会の創設者であるウイリアム・ジャーディンは東インド会社の外科医だった。アヘン貿易が儲かるとわかると、医師を辞めて貿易商に鞍替えをして暴利を貪った。

次にロスチャイルド家が目をつけたのが日本。日本は鎖国をすることで欧米列強の植民地化を防いでいたが、ペリーが開国を迫った時につけ込まれる隙ができてしまった。

当時は石油が登場しておらず、鯨の油が燃料とされていた。欧米列強が大西洋で鯨を乱獲したため鯨が激減し、それを補うために太平洋へと進出してきた。日本の開国を迫ったのもその一環である。

ジャーディン・マセノン商会は、明治政府の母港である横浜を拠点にして、伊藤博文らの留学をさせるために長州藩を支援し、グラバー商会を通じて坂本龍馬らをも支援して討幕派を後押しした。

その一方で、幕府に対してアームストロング砲などの武器を提供し、内戦を煽って自分たちの利益を上げていた。

つまり、

ジャーディン・マセノン商会は、大英帝国と巨大財閥ロスチャイルド家の尖兵として日本を買収する工作を行っていた

のだ。


②富国強兵のために西洋医学が主流となる


日本は開国によって外国勢力に負けないために、富国強兵をせざるを得なくなった。そこで、戦争に勝つための医学である軍事医学がもてはやされ、免許制度のない漢方医を中心とする医療が廃れていってしまった。


今まで漢方医は免許を必要としなかったが、1874年に免許制ができてしまい、その一環として西洋医学(アロパシー医学)を学ぶことが必須になった。

富国強兵によって強い軍隊を下支えするために、西洋医学を導入せざるを得なかった…。

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