竹中平蔵氏が語ったこと〜経済の乱気流〜

経済の乱気流と偏西風

乱気流と言うのは、トランプ大統領やブレグジットを生み出した「ハイパーポピュリズム」に代表されるような、「予測不能の自体」を指します。偏西風と言うのは、第4次産業革命といった、動く方にしか動かない世の中のことを指します。

乱気流の予測

予測できないのが乱気流ですが、既に発生している事案から今後の課題は見えてきます。まず、ハイパーポピュリズムが生み出した「ブレグジット」の影響はEU全土に拡大していきます。

まず2017年は選挙が目白押しです。

3月 オランダ
4月 フランス
9月 ドイツ

特にドイツのメルケル氏は12年間も首相を務め、評価されるべき人物であるにも関わらず、この「ハイパーポピュリズム」によって曲面にさらされているのです。

更なる脅威、アフリカ

ヨーロッパの人がさらに恐れていること、それは「アフリカ」の存在です。

去年のシリアの移民問題は「ハイパーポピュリズム」の一端のなっています。しかしながら、シリアの人口は非公式ですが3000万人と言われています。中東全体でも3億人です。しかし、アフリカ全土には11億人もの人々がいるわけです。仮にアフリカで経済危機などが起こった場合、シリア以上の影響力があるといわれています。これがヨーロッパにとって潜在的な「ブラックスワン」と言われているのです。

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