竹中平蔵氏が語ったこと〜トランプ大統領篇〜
ツイッターだけの発信で一喜一憂
トランプ大統領は就任後から今までほとんど纏まった演説をしてきていません。基本的にツイッターで発信しています。その度に市場やマスコミが反応しているわけです。
日本語での140文字は、ある程度意味のあることを呟けますが、アルファベットの140文字は「あいつ嫌い」ぐらいのニュアンスしか伝えることができません。それなのに、周囲は過剰に反応しているのです。
トランプ大統領の矛盾
トランプ大統領は常識的なことを言わないだけでなく、矛盾したこと、政策を打ち上げてます。
例えば、
アメリカは1日75000人がリストラされている国です。
トランプ大統領は先日フォードに対しメキシコ移転について批判しました。フォードはメキシコ移転を取りやめます。
トランプ大統領は「雇用を守った」と言います。守れたのは700人の雇用でした。
というような話です。
また、彼は「ドル高けしからん」と言いますが、政策自体が「財政拡大」でそれに伴い米金利が上がり、ドル買いとなる構図です。矛盾すぎるのです。
今後最も大事な演説
1月末から2月頭にかけて、「一般教書演説」があります。これは日本でいうところの「施政方針演説」と同じ意味合いを持ちます。ここで語られるのが、議会へのつまり国民へのはっきりした態度、政策なのです。ツイッターよりもエビデンスがしっかりしてくると思いますので要注目です。
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