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事業とデジタル横断の支援を始めたわけ

長いので好きなところだけ読んでください。

どんな支援をしているのか

対応領域は幅広く事業やサービスの企画や立ち上げから運用するところまでを丸っと支援しています。アナログな部分のオペレーション構築や提供パッケージの組み立て、デジタル領域はWeb制作、システム開発、SNS運用などまで幅広く支援しています。当然、法律やファイナンスの面からも考える必要があるため、必要に応じて専門家を加えたチームで支援します。

何故「アナログとデジタル」ではなく「事業とデジタル」と言っているのか

詳細は別記事で書こうと思いますが結局は実体のあるビジネスが必要でありデジタルはあくまで情報操作するツールに過ぎないということです。一時期はAIブームの影響もありIT業界はVCで盛り上がりました。当時は投資しないと負けみたいな風潮もあり競っていたように思います。

結局、AIの限界が理解され温度感も下がり、いつの間にかデータ分析が大切だと言われ、今はDXという言葉に。やっていることは同じでデジタル化の呼び方を変えているだけ。おそらく、デジタル技術は万能だと思っている人々と各メディアによるキラキラ感の刷り込みが原因かなと思っています。私も元々そっち側でした、、、

しかし、Googleなど超大企業は別としてデジタル技術だけで完結したサービス(価値)を提供できる事はほとんどありません。そのため、何かしらの価値を提供するためには実体のあるリアルな事業が必要で、そこをデジタル領域まで拡張して支援する事でビジネスを加速させられると考えています

ちなみにO2OやOMOはマーケなどの話であり領域横断とは異なると考えています。(色々な考え方があると思いますので、そこは各々で)

領域横断での支援が必要だと感じたきっかけ

戦略の違い

実はこのサービス大企業向けではありません。そもそも大企業と中小企業では戦略・戦術が異なります。大企業は資金力もあり、作業も細分化されていますが中小企業は真逆です。資金力には限界があり、1人が複数のタスクどころか複数の領域を対応する必要もあります。

もう少し詳しく話しますと大企業はプロジェクトの規模も大きいので各領域の専門家を調達しても何ら支障はありませんが、中小企業の場合は何人も何人も各領域をコントロールする人を調達できないのです。

またデジタルメディアの副作用としてキラキラ成功ストーリーを目にしますが実際は本当に泥臭い作業です。

では、どのような人材が必要なのか

カンの良い方はお分かりだと思いますが複数の領域を跨って対応できる人材が必要です。そして、その人を中心に各タスクの調整などを進める必要がありますのでディレクション能力がある人が望ましいです。簡単に見つかりそうですが条件に見合う人は見つけるのが大変です。

私の場合は、好奇心が強く色々なことに首を突っ込みんで知識・経験を得たいと常日頃から思っていて、たまたま実業を経験させてくれるお客様が多かった事からスキルを高めていく事ができたと思っています。それに加えて、(別の記事で書きますが)私は単純に自分で仕事を受ける以外にも出資の経験があったりVCから資金調達したりと自分でもリスク負いながら事業を経験している事が役に立っていると思います。

横断支援を始めようと思ったきっかけ

当初から面白がって変人扱いされることはありましたが、以前はその重要性をあまり認識していませんでした。しかし、医療や法務・税務、美容系、研究開発系など色々な新規事業やサービス開発を支援する中で「あれ?自分と同じような人に合わないな」と感じたり、リピートしてくださるお客様からの支援依頼範囲が広がっている事に(結構遅くに)気づきました。

自分では確信が持てなかったのでお客さまへ直接尋ねたところ、コンサルに頼んでも机上の空論、システム屋に頼んでも提案はしてくれないしお客様のビジネスへの理解がない。また、この金額だからこれしかやりませんみたいな人とか、副業ブームの影響で素人みたいな人に頼んじゃうとかもあって継続的にプロジェクトを一緒にやりたいと思わないし、リピートもしないというような悩みが色々あるのだとか。

その点、私は真逆をうまく行ってるのかなと思っています。自分の事に対してはモチベーションが保てないのですが人が喜んでくれるなら力になりたいですし、あと人が良さそうな見た目で得している。。。

ということで、お客さんは喜んでくれるし、私も色々なビジネスの世界を見られて楽しいのでお互いにwin-winというわけです。

月次支援にした理由について

先に述べたように中小企業は対応すべき範囲が広く、スポットで対応してもビジネス支援としては不十分だと考えています。例えば、お客さまはデジタル化を推進したいのにサーバ保守だけしかやりませんという契約は、受注側だけにメリットがあって発注側のメリットが薄いと思っています。寧ろ成長機会を奪っているのではないかとすら思っています。(個人的見解)

そこで、予算枠は成る可く同額で推移させたり、費用対効果を計算して有効な手段を考えたりしながら、作業項目をアレンジできるような設計にするため月次支援サービスという形にしました。

今後、経歴の話や資金調達した話、DXに関する話しなど書いていきます。失敗談の方が多いですけども。





サポートして頂ける事があれば、、、それは事件。