見出し画像

🎬ウトヤ島、7月22日 71本目 22.11.06【友朱瑠の映画note】

今朝の映画は
【#ウトヤ島、7月22日】でした。
#Amazon Prime 鑑賞
※見出し画像引用 https://mobile.twitter.com/utoya0722

2019.03.08 公開
第68回ベルリン国際映画祭
エキュメニカル審査員賞スペシャルメンション受賞

出演  #アンドレア・ベルンツェン さん 他
監督 #エリック・ ポッペ さん
脚本  #シヴ・ラジェンドラム・エリアセン さん
#アンナ・バッヘ=ヴィーク さん


#Filmarks では 、22.11.06時点では 3.4
私的にも…3.4 …この辺に…なるかなぁ。。。
(※私的採点1最悪だ 2つまらん 3普通 4かなり良かった 5最高☆)


さて、、、
昨日は「7月22日」
今日は「ウトヤ島、7月22日」…と観ましたが、、、

ん~……
これはなかなか……
比較の判断材料が…違う…って感じ、あるかなぁ…

映画の流れ…や、展開…などの面から言ったら、
「7月22日」の方が全然面白い…と思います。
(…面白い…と言いづらいですが、、、)
そして、連続テロのその全貌…を観るとしたらこちら。


で、ウトヤ島で起きたことだけ!
(前半のビル爆発映像は本当の映像…でしょうね。)
で、その島でのリアルさを追ったもの…は
「ウトヤ島、7月22日」の方…ですね。


72分…というのも、
事件発生から終息までの時間…と同じらしく
(どうやってカウントしたのだろう??)
そして、
この作品では、
ひたすらに銃声が鳴り響くのですが、
その数540発、
これも犯人が撃った数と同じ
ようです。
監督へのインタビュー記事で見ました。
(これもどうやってカウントしたのだろう??)


で、
なによりも特筆すべきは
ワンカット
…で撮ってるってところが
すごいところですね。
つまりは、
撮り始めたら最後、終わりまでノンストップで
カメラを回し続ける……

これはやっぱり……
すごいですよね。
相当繰り返しやり込まないと…

ひとつの舞台芝居を覚えるように
どこでどう喋って、どこに動いて…っていうのを

主役の方は特に
一通りの流れ、動き、セリフ…を
72分間分を覚えないといけない。

なので…臨場感は強いですね、ワンカット。

ただ………
とにかく『逃げてる』…映像です。
逃げる…と、隠れる。
で、どこか遠くで銃声が鳴り響く……

これがずっと続く…ので、
それをリアルに感じて、緊張感を持って
入り込める…と
ドキドキ…が止まらない?…ようになるかも、
ですが、、、

そこで、ハマれなかったら、、、
ちょっと退屈に感じてしまうかも、しれません。
半ドキュメンタリーな感じ…でもあるので。。。

あと、ちょっと画面酔い感…なシーンはあるので
苦手な人は……

はい、
そんな感じでした☆


ではネタバレ含み…で。









あの……
キャンプ場の様子は…
この「ウトヤ島、7月22日」の方が
リアルに再現されている…のかしら??

この辺、ちょっと
「7月22日」と違ってる感があったので…
で、
前半のキャンプでのみんなの過ごし方…とか。
銃声がなるまで…が
ちょっと退屈……

ってのは、逆に言うと、
「銃声を待って観ている自分」が居るから…
かも???

実話…だけど、映画…なので
どこかでやっぱり「楽しもう」感があるので
なんとも言えない…ところですね。


途中で、撃たれて倒れてた女性、
死に方…すごく上手かったですよね。
あれ、すごいなぁ~って思いましたね。
ほんとに…徐々に弱って…そして動かなくなる。。。
素晴らしかった。

あの時の
蚊が腕に止まって…のシーン。
「え…これ…どうやって…??」って思いましたけど、
あれは本当に撮影中の偶然だったようで、
で、カメラマンの判断でアップにしていた…そうです。
すごいですね、

なので、ちょいちょい、その時に起こったことを
どう撮り続けるか…は
カメラマンの判断任せ…でもあったとか。

でも、基本的には
すべての動き、セリフ、
ガッツリ決めて、アドリブ無し…だったようです。


その、死んじゃう子……には、
ずっと最後まで付き添っていた…のに、
「カヤ、大丈夫?」って来た子…が、

「この子は知り合いなの」って
その場を動かなかったら、
それは放ったらかし…で
移動して逃げちゃう
んですね、、、笑
なんか、ちょっと変な気がしましたね。


海に入った時に靴を脱いで……
まぁ、泳ごうとして…ダメだったから
戻ってそのまま靴下?のままで
移動したのでしょうけれど、、、
イタタタタ…じゃなかったのかなぁ?笑
あの移動、それがすごく気になった…
あれ、靴脱ぐ演出で良かったのかな?
で、また戻ってきてちゃんと靴を履く…まで。
あれ、わざと入れたのでしょうから。。。
誰か生存者の方の話に出てきたのかな??


あの、岸壁に逃げてる時に
「猫の動画観る?」とか、
笑いがあったりしたところ……
あれ、実際NGだったんじゃない?…って
思ったりしてましたけれど、

あーいうのも、
狙いで…入れたみたいですね。
絶望的な状況下…でも、
人は夢を語ったり、ジョークを言ったり…がある
と。
それも…生存者からの話だったのかなぁ?
きっとあれが現実。
でも、映画で観るとすごく不自然なシーン…に
感じてしまいますよね。。。
あんな、ギリギリの状況で
あんな話して笑う…とかあったのかなぁ、、、、

あ、あと
ちょっと……どこかその、
色んなシーンでの会話……が、なんか
ギスギスした感じ…なのが多かった気も…しません?
学生さん同士の、、、。

ちょっと気になるところ、だったなぁ。
極限状態だと、そうなる、なった、のかなぁ??


はい、
そんな感じですね。
リアルにこだわって、ワンカットで撮って、
ノンフィクションに出来るだけ近づいて……
…とすると、

その分、物語的な面白さ…は消える…
そんな面があった映画…かもしれませんね。

でも、
「7月22日」の方は
実際の人、名前…を使ってましたけれど、

こっちは、
生存者の人達から聞き取った情報から…
作った架空の人…ということだそうです。

「これ、私の話??」…とならないように、
遺族への配慮があって、そうしたみたい。


はい。
比較して観てみました。
そして、しっかりとこの事件のことが
頭に刻まれましたね。

あ、そう言えば…
最初のオスロでの爆発…
あれ「2011.07.22 PM 3:17」…ってありましたね。
日本時間…とはズレがあるけれど、
でも、東北地方太平洋沖地震……と同じ年…で、
表記上はちょっと似通う、、、
ちょっと気になりましたね。

お時間ある方は、
ぜひ観比べ…も良いかも?ですよ☆


この記事が参加している募集

スキしてみて

映画感想文

詩作家として作品をアップしています。ぜひ読んでみてください 読みやすく わかりやすく そして心に寄り添えるもの…を 残していきたいと思っています☆ ご支援、是非ともよろしくお願いいたします☆ ↓ ご支援金額、自由に設定出来ます パトロン様(メンバーシップメンバー)募集中です☆