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#24 商品開発でつらかったことは??

こんばんは!

今日は、商品開発の仕事で「辛かったこと」を、3つお伝えしていこうと思います。

前回は、商品開発の「魅力」をお伝えしました。

一方で、本日お伝えするような、「辛い経験」もあるんだなーと知っていただけると嬉しいと思います。

それでは参りましょう!


商品が発売されなくなったこと

辛かったことの1つが「商品が発売されなくなったこと」です。

商品開発は、通常商品発売の半年~1年前から着手し始めます。

今は2021年1月以降の商品を作っている状況です。

そのため、年間ラインナップを作り、商品を作っていきます。

しかし、嬉しいことに思ったより他の商品がヒットし、追加生産をすることになると、新商品が作れなくなり、新商品の販売が無しになったりします。

そして厄介なことに、中止の判断が商品を作り終えた後や工場移管手前で起きたりします。

その場合、今まで手をかけて作ってきた商品が「なかったこと」になります。

この瞬間がとても辛いですね、、、。

このようなことが、年間で何回かあるので頭では理解するのですが、どうしようもない悔しさがこみ上げてくることもありました。

最終的には経験値は生きてくると割り切って進めるようになりましたが、若い頃はとても辛かったのを覚えています。


新商品が工場で作れず、調整しているとき

次に辛かったことは「商品が工場で作れず、調整しているとき」です。

先日、失敗談でも書かせて頂いたシチュエーションなのですが、これがかなり辛いです。

工場で出来た商品のジャッジは商品設計者である商品開発担当者が決める必要があります。

この形・味・色でいいのか?ほかに改善点がないのか?決めるのは開発担当者です。

そのため、工場の担当者の方も、開発担当者に意見や決定を求めてくるわけです。

当然、工場の工場長や課長を含めた管理職の方とも商品開発担当者として意見する必要が出てきます。

商品開発者が妥協したOKを出してしまうと、悪い結果につながります。

数多くの調整をしてくれても、調整に長時間かかっていても、自分が納得するものが出来ていない時は「NG」を伝え、調整を続けてもらう必要があります。

僕は、入社2年目から、生産移管も立ち会っていたのですが、製造の管理職の方に意見することはとても辛かったです。

今は、こういう経験があったから、深く物事を考えたり、事前の情報共有が大切なことを学ぶことができたのだなと思っています。


商品が美味しくないと言われたこと

最後の辛かったことは、担当した商品をお客様に「美味しくないといわれたこと」です。

これは、音楽をやっている人、絵を描いている人なども一緒だと思うのですが、自分が作ったモノに対して評価が下されるということです。

実は過去、「美味しくない」と話題になった商品を担当したことがあります。

その際は、Twitterに流れてくる「美味しくない」「まずい」という言葉を見ながら辛い思いをしました。

最終的には、エピソードを話してプラスのイメージに捉えられる落としどころがあったので、ポジティブな気持ちで終えることができたのですが、やはり「美味しくない」という言葉は辛いですね笑

今後も、味づくりの「プロ」として、美味しい商品をお届けできるよう日々鍛錬して参ります!


最後に

いかがでしたでしょうか?

今回は「辛かったこと」3つ書かせていただきました。

シンプルに自分が作った商品の感想をエゴサ―チした際、「美味しくない」という感想に溢れているときは一番辛いなーと思います。

こういう思いをしないように、努力していこう!と改めて思いました。

本日も読んでいただきありがとうございました!

また、明日もお付き合いいただけると嬉しいです!

それでは、また。

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