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#71 店舗の商品開発とメーカーの商品開発の違い

こんにちは!

今日は、「店舗での商品開発」「メーカーの商品開発の違い」をお伝えしていきたいと思います!

店舗の商品開発はやったことが無いのですが、違いが判る部分でお伝えしていきます。


店舗とメーカーの商品開発の違い

店舗とメーカーの商品開発の違いはたくさんございますが、商品開発視点で大きく異なる部分を今回はお伝えします。

①店舗の開発では、手作業での工程が入れられる⇒見た目が良いものを作りやすい
②メーカーの商品開発は、香料や着色料などが使用できる

それぞれ見ていきたいと思います。


店舗での商品開発は手作業の工程が入れられる

こちらは、イメージできると思うのですが、店舗での商品は、お店で盛り付けが可能です。

そのため、レモンの輪切りをたくさん入れたドリンクや、ハーブそのものを入れたドリンクなど、見た目も美味しそうな商品開発が可能です。

一方、PETボトルや缶に入れることが求められるメーカーは見た目を派手にすることはできません。

この点が大きく異なります。

メーカーの商品は、大量生産をする必要があり、工場での生産も考慮する必要があります。

どちらの商品開発が簡単ということはなく、どちらもそれぞれ難しいポイントが異なるだけで、難しいことには変わりありません。


メーカーの商品開発は香料や着色料などを使用できる

添加物を使用できることがいいのか?

という問いに関しては、答えが難しいところですが、事実「香料」が使えるという部分は大きく差が出てくると思います。

外食でも香料が使えるのかもしれませんが、あまり使っている印象はありません。

仮に使っていたとしても、メーカーと違って、使用量も多くないので、香料自体の単価もすごく高いと思います。

また、店舗の商品で香料などの添加物を使用していること自体お客さんにとっては「デメリット」に感じると思います。

香料を使えない状態だと、素材自体の味を頼りに味を作る必要があります。

そうなると、皆さんが思っているようなフルーツの味を出すためには、大量の果汁や果物を使用する必要があります。

必然的にコストが高くなります。

ここのバランスが、とても難しいです。

「香料を使用できないこと」がどれくらい難しいかというと、普段香料を使用した開発をしている僕の感覚では、4~5割の力しか出せない状態になると思います。

それくらい香料の力はでかいのです!


最後に

いかがでしたでしょうか?

今日は2つのみお伝えしましたが、本当にいろいろ異なると思います。

商品のコンセプトや、見せ方なども全く異なると思います。

一緒な部分は、「お客さんが喜んでもらうものを作る」こと。

これが、どの商品開発をするにも必要な視点です。


「お客さんが何に興味を持って、どんな商品を求めているのか?」


常に考え続けたいと思います。

それでは、また!


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