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#75 作った商品で赤字を出したことがあります・・

こんばんは!

今日は、過去に作ったことのあるアイス製品で赤字になってしまった製品の話をしようと思います。


最初に、なぜ赤字になってしまったかをご説明すると

①商品の売れ行きが良くなかったため、最終的に廃棄費用がかかった。
②少し特殊な製法をするために、設備投資や使い捨ての設備があった。

この2つの現象が同時に発生し、結果として赤字の商品を作ってしましまいました。


普段は、あまり具体的に赤字になるかどうかは意識しない部分なのですが、インパクトがある製品だったこともあり、こっそり知らされることになりました。

(費用計算には多くの部署が関わってくるので商品開発の一担当には知らされない)

ただ、最初にお伝えしておくと、この赤字を出したからと言って、会社から怒られたり、部署異動を命じられたりなどの恐ろしいことは一切なかったので安心してください。

むしろ、会社の考えとしては、商品開発者であれば、どんどんチャレンジしろ!その結果の損失であればそれは失敗ではないという考え方でした。

こういった考えを持っている会社で働けたのが大きかったです!

飲料メーカーでは、サントリーが「やってみなはれ」の文化を持っていますよね!


チャレンジすること

前置きが長くなりましたが、今日お伝えしたかったことは

「チャレンジしなければ、成長しない」ということです。

僕は、この赤字騒動で大きく成長できたと思っています。

最終的には赤字にはなってしまいましたが、インパクトのある商品を開発したいと思い、色々設備投資をおこなってもらうように説得したり、自分なりにですが、売れる根拠を他部署にわかりやすく説明したり、今まで以上にチャレンジをした商品でした。

結果としては、「赤字」という結果でしたが、自身の成長・かけがえのない経験を得られたという意味では「大成功」だと思っています。

これは、失敗を恐れチャレンジを避けていたら得ることのできなかったことだと思っています。


後日談にはなりますが、この赤字も、マーケティング部がうまくネタにして情報を出すことで、メディアに面白おかしく取り上げられることで、会社の宣伝効果につながったと聞いています。

商品開発者である以上、新しいことにチャレンジし続け、皆様をアッと驚かせるような魅力的な商品を開発できるよう頑張ります!


最後に

いかがでしたでしょうか?

今日は赤字の事件を通して、「チャレンジすること」の大切さを書いてみました。

「チャレンジ」ってその時は辛いことが多いんです。

ただ、その分得るものは多いことを知りました。

どんどんチャレンジし、次に生かせるような「プラスの失敗(経験)」をどんどん積んでいこうと思います!

それでは、また!

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