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23年もあと31日、予定は特にない

12月といえば、たぶん、恋人とか想い人とか愛しい人とかと一緒に過ごす時期です。肌寒い季節には、よりひと肌を求め、ぬくぬくしたくなるんでしょう。

そばに一緒にいる人は、この時期が楽しみでしょうがないと思います。クリスマスを彩るイルミネーションに、いつもよりもちょっぴり高いご飯。さらには、クリスマスプレゼントを交換し合うことでコミュニケーションを取り、より仲を深める。いいことづくしとはまさにこのこと。

こういった予定がない人は、口を揃えて「12月は特に予定がない」と発言します。かくいう自分もその一人。予定がないことはないんですが、誰かと過ごす予定はありません。あっても友人とです。

友人との予定があることを予定があると言ってもいいんでしょうか?なんか世間の感覚からだと予定がない判定になる気がします。

この現象は、12月特有のものでもあります。ほかの時期なら、誰かと一緒に過ごす予定がなくても、予定があると言えると思うし、とくに違和感を抱きません。

しかし、こと12月になると違ってくる気がします。それは聞く方も答える方も共通認識として、枕詞に「誰かと一緒に過ごす」を付けているからだと思います。

なんせ12月はムードが高いイベントがメイン。クリスマスもそうだし、年末年始の特別感。学生の方なら、冬休みも特別に感じれるのではないでしょうか。

あとは寒いのも関係してそうです。寒いと暖を取りたくなるじゃないですか。その点、人の体温はちょうどいい。熱すぎることもなく、ほどよく温かい。皮膚からじんわり熱が伝わって、心にもその予熱が伝わり、心身ともに満たされる。この絶妙な温度が体温の持ち味であり、人が寒さを感じたときに頭の中に思い浮かべる理想なのでしょう。

夏もムードが高いイベントがあるにはありますが、シンプルに暑すぎます。鍋の中に格納されてるみたいに暑いですし、それに加えてドライヤーで熱風を送られるダブルパンチ。人を求める前に、涼しさを求める方が優先です。

まあ、身も蓋もないことを言えば、企業のマーケティングによる幻想だと思いますが……。絶対、人類が率先して、12月=誰かと一緒に過ごす月だとしたはずがありません。してたらごめんなさい。

ともかく。12月はどういう訳か、誰かと一緒に過ごすこと好まれる時期だそうです。ぼくは友人とオタ活をして、よりオタクになって成長してきます。そう思えば、12月は冬コミとかもあるので、オタク向けの時期なのかもしれません。……寄り添ってくれるのは、肩に抱えきれないほど買った数多のグッズですが。

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