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チョコを親以外からもらわなくなって6年目

「企業のマーケティングに踊らされて、そんなに楽しい1日かよぉぉぉ!」と1年のうち、もっとも醜い部分が露呈する日。バレンタインデー。
日本だけ(?)が、主に女性から男性へ送る慣習があるそうです。
そうだよ、島国ジャパーン固有で独特な慣習なんだよ!もらえなくてもいいんだよ!

という嘆きはさておき、バレンタインデーの本質は、大事な人に主に「愛」を伝える日です。ここは全世界共通の考え・価値観が置かれています。まあ、理想を言えば、アベック(俗に言う、「カップル」をさす死語)で過ごしたい1日に変わりないですけど……(泣)

社会人の方で、チョコをもらったよー!って方はいますでしょうか?挙手した方は、羨ましいので少しそのチョコいただけませんか?
該当しないよ……って方。同士ですね。仲よくなれそう!

会社の雰囲気によって異なるのは前提として、社会人になっても「友チョコ」を配る慣習があるもんなのでしょうか?学生時代にはよく配っている女子学生がいましたし、社会人でも同じなんでしょうか。といか、友チョコを配っていた方は、男性にとっての救世主の何者でもない存在でした。「0」と「1」は、ぜんぜん違うんだよ……。ありがとう!

そんなほぼ1個はチョコを入手できるボーナス期は、高校生で幕が下ろされました。大学時代、某ウイルスのせいもあって人と接する機会がなく、チョコの入手(配布の方が正しいかも)は困難を極めました。
あと単純に、ウイルスを抜きにしても、友人が0人の自分なので、もらえる訳もなく……。親からも、友人の出来なささを心配されるレベルでした(笑)

そんな大学時代。唯一チョコをくれるのが、母親と長い付き合いのある友人の母親のみ。タイトル詐欺なのは許して!後者からいただけるチョコは、気持ち的に自分の第2の親感があります。もちろん、むちゃくちゃ嬉しいし、ありがたいです。
けど、やっぱり、同世代からもらえるチョコとは、嬉しさのベクトルが違うと思うんです。子を思いやる気持ちのチョコではない、限りなく0に近くとも「異性」として見られている可能性がなくはない、雲のような希望が僅かながらにも秘められている淡い期待を胸に抱くのを夢見ることができるチョコ。それが同世代(または近しい年代)からのチョコなんです!

しかし、いまの時代は、チョコをもらえない人にとって最高の時代!なぜなら、そう、2次元があるから!!イベントに、バレタイン限定キャラに衣装や、限定ボイス。最高にハイってやつだ!

結局、企業のマーケティングに踊らされているのには変わりないですね。

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