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好きだから価値観も同じ?

各々好きなものを持っていると思います。
好きな食べ物を聞くのは、初対面の人やまだ親しくない人への質問の鉄板です。
さすがに好きな食べ物くらいはあるだろう、という憶測のもと質問しているのと同時に、何かしら好きな食べ物がある前提をお互いに共有しています。でないと、質問の鉄板にならないですからね。

好きなものを聞いて、それが自分と好みが同じだったら意気投合……とまでは行かなくとも、親近感は高まります。
交流を重ねるにつれ、仲が深まっていく。というのは、理想であって、現実は違います。

もちろん、100%そういったことがないとは言いません。親密度がある域を超えるか・超えないかの境目で、仲が深まるのか、まあまあになるのか、バイバイするのかが決まります。

まあまあの仲の代表は、会社や職場での人付き合いでしょう。
仕事に支障がない程度には仲を深めますが、プライベートには侵入させない。良くも悪くも、ドライな関係性です。

そこからグッと仲良くなるか、はたまた亀裂が入るかを決定させるのは、価値観の違いです。

整合な価値観なんて世の中にありませんので、一番よくて合同な価値観です。ようは、似た価値観しかなく、似た価値観を有してれば仲よくなれる、ということです。

好きなものが一緒でも、仲よくなれる人がいる一方で、さようならしたくなる人がいると思います。
好きが重なっていている、すなわち価値観も同じであるとはならないんです。

同じ推しが好きな2人がいるとしましょう。
片方は同担(自分と推しが同じである別の人を指す名詞)OKな人、もう片方は同担拒否(=推しが同じだなんて許せない人)な人です。
2人の好きなものは同じですが、価値観は違っています。

……純粋にふと思いましたが、同担拒否の方々って、どんな推し活するんですかね?推し活=ほかのファンと同じ行動している、の図式は許容範囲なんでしょうか?

ほかにも、稼ぐことが好きな2人がいるとします。
片方は起業して稼ぐつもりの人、もう片方は大企業で出世して稼ぐつもりの人。
同じ好きであっても、それを達成するための手段は違っています。手段が違うということは、行動指針となる価値観が違っていることの証明です。

同じものが好きであり、かつ、同じ価値観であれば仲良くなれます。そういった人と巡り合った方々が、親友だったり家族を築いたりするんだと思います。同じものが好きでも、違う価値観であれば仲良くはならいはずです。

これを端的に言い表すと、解釈違いの4文字に集約されますね。オタク用語の汎用性の高さに救われました(笑)

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